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Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

2.1.5 環境変数

  ワークユニット配下で動作するアプリケーションが使用する環境変数を設定することが可能です。アプリケーションプロセス上に反映したい環境変数は、Interstage管理コンソールのワークユニット設定で定義可能です。アプリケーションで使用しているデータベース処理などが環境変数を使用する場合などに使用してください。

PATHおよびCLASSPATH以外の環境変数

  Interstage管理コンソールのワークユニット設定の環境変数に記載された環境変数と、Interstage実行環境に設定されている環境変数のどちらも有効です。
  ただし、環境変数名が重複している場合はInterstage管理コンソールのワークユニット設定で設定した環境変数に置き換えられます。

LD_LIBRARY_PATH

  ワークユニット定義の“Path”および“Library for Application”の値が、Interstage実行環境で設定されているLD_LIBRARY_PATHの値の前に設定されます。
  そのため、すべて有効となりますが、以下の順に優先されます。

  1. ワークユニット定義の“Path”の設定値

  2. ワークユニット定義の“Library for Application”の設定値

  3. Interstage実行環境での設定値

PATH

  Interstage管理コンソールのワークユニット設定のパスの値が、Interstage実行環境で設定したPATHの値の前に設定されます。
  そのため、どちらも有効となりますが、Interstage管理コンソールのワークユニット設定値が優先されます。

CLASSPATH

  Interstage管理コンソールのワークユニット設定のクラスパスの値が、Interstage実行環境で設定されているCLASSPATHの値の前に設定されます。
そのため、どちらも有効となりますが、Interstage管理コンソールのワークユニット設定の値が優先されます。