multiRowアトリビュートは行の各列の横連結と縦連結の指定に使用します。multiRowを使用すると、例えば次のように表の各行の段組を変えることができます。
第1列目 | 第2列目 | 第3列目 |
第4列目 |
multiRowの指定では、"第1列目の連結指定 ; 第2列目の連結指定; ..."のように各値を";"で区切って指定します。
各列の連結指定は"横連結数 , 縦連結数"の形式で指定します。例えば、ある列を横1セル分、縦2セル分連結したい場合には、"1,2"と指定します。
縦連結数が1の場合には、",縦連結数"の記述を省略することができます。例えば"2"という指定は"2,1"と指定したことと同じです。
横連結数と縦連結数の両方を省略すると、両方とも1を指定したことと同じになります。
途中の列で行を折り返す場合には、その列の直前の区切り文字を";"の代わりに"$"と記述します。
","、";"および"$"の前後には空白文字が入っていてもかまいません。
先の段組の例を実現するためのmultiRow指定は、
multiRow="1,2 ; 1,1 ; 1,1 $ 2,1"
となります。
省略可能な箇所を省略すると、
multiRow="1,2 ; ; $ 2"
と指定しても同じになります。