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 Apcoordinator入門ガイド

6.2 伝票決済アプリケーションの設計

伝票決済アプリケーションの各種ファイル

伝票決済アプリケーションでは、大きく分けて8種類のファイルを使用します。これら8種類15ファイルの概要は次の表のとおりです。

ファイル種別

ファイル名

内容

ファクトリクラスの拡張

FormcFactory.java
formcApplication.java
formcSession.java

ファクトリクラスを拡張することで、セション管理機能やDB連携機能を使用することができます。詳しくはApcoordinator ユーザーズガイドをご覧ください。

サーブレットクラス

FormcServlet.java

ブラウザからのリクエストを受け付けるJavaのクラスです。

ビジネスクラス

FormcHandler.java

ビジネスロジックを記述するJavaのクラスです。

電子フォーム

login.fae
list.fae
ensure.fae

申請書類や伝票などの帳票のフォーマット定義したファイルを「電子フォーム」と呼びます。紙の帳票と同じイメージをブラウザに表示し、入力したデータをサーバに送信したり印刷することができます。
電子フォームは実際には複数のファイルで構成していますが、ここでは1つのファイルとして説明しています。

起動ページ

main.html

電子フォームアプリケーションを起動するページです。

完了ページ

finish.jsp

確認画面の表示後に表示するページです。再起動するためのハイパーリンクを表示します。

関係定義ファイル

commands.map
pages.map

Apcoordinatorでは、アプリケーション内でビジネスクラス名やJSPファイル名を直接指定せずに、関係定義ファイルを用いて間接的に指定します。関係定義ファイルにはコマンドマップとページマップがあります。

その他

web.xml
ujiall.tld
formc.txt

Interstage Studioは上記のファイルの他に3つのファイルをプロジェクト内に作成します。
web.xmlファイルはWebアプリケーションの環境定義ファイルです。アプリケーションのパラメタや、電子フォームの格納パス、タグライブラリの場所など、Webアプリケーションの環境を定義します。
ujiall.tldはUJIタグのタグライブラリデスクリプタファイルです。UJIタグとは、Apcoordinatorが提供しているJSP拡張タグのことです。
formc.txtはウィザードで生成された各種ファイルの説明が記述されています。