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Interstage Interaction Manager V9.1.1 Ajaxフレームワーク ユーザーズガイド

F.10.1 モデルバインディング定義

モデルバインディング定義では、[モデルバインディング定義]ダイアログボックスを利用して、画面部品のプロパティのバインディングを設定します。

モデルバインディング定義で定義した内容は、ソースビューおよびプロパティビューに反映されます。

[モデルバインディング定義]ダイアログボックスの起動

[モデルバインディング定義]ダイアログボックスは、以下のどれかの方法で起動します。

以下に、[モデルバインディング定義]ダイアログボックスの画面例を示します。

以下の表に、[モデルバインディング定義]ダイアログボックスの項目を説明します。

項目

説明

画面部品

モデルバインディングを定義する対象の画面部品およびプロパティを指定します。

画面部品ID

モデルバインディングを定義する対象の画面部品IDを指定します。
設計ビューまたはアウトラインビューで部品を選択した場合は、初期値として、選択中の部品IDが表示されます。部品を選択していない場合は、何も表示されません。
部品IDは、選択リストから選択することができます。
なお、選択中の部品にIDが設定されていない場合は、画面部品IDはグレー表示され編集できません。

プロパティ名

画面部品のプロパティ名を指定します。
プロパティ名は、選択リストから選択することができます。

バインディング先

画面部品のバインディング先を指定します。

画面部品ID/モデル名

バインディング先の画面部品IDまたはモデル名を指定します。
画面部品IDおよびモデル名は、選択リストから選択することができます。

他プロパティ名/ユーザロジック

バインディング先の画面部品のプロパティ名またはモデルのユーザロジックを指定します。
プロパティ名およびユーザロジックは、選択リストから選択することができます。

[設定]ボタン

[画面部品]および[バインディング先]で指定した情報をバインディング一覧に登録します。
ダイアログボックス上部の[画面部品]および[バインディング先]の4つの項目がすべて指定されると、[設定]ボタンはアクティブになります。

[削除]ボタン

バインディング一覧で選択した行を削除します。
バインディング一覧で行が選択されていると、[削除]ボタンはアクティブになります。

バインディング一覧

ソースコードに定義されているバインディング情報が一覧表示されます。
バインディング一覧の行を選択すると、その情報がダイアログボックス上部の[画面部品]および[バインディング先]の4つの項目に表示されます。

画面部品ID

モデルバインディングを定義する対象の画面部品IDが表示されます。
[画面部品ID]ヘッダをクリックすると、[画面部品ID]の内容に従ってソートすることができます。

プロパティ名

画面部品のプロパティ名が表示されます。
[プロパティ名]ヘッダをクリックすると、[プロパティ名]の内容に従ってソートすることができます。

バインディング先

バインディング先の画面部品IDと他プロパティ名、またはモデル名とユーザロジックが、“.”で区切られて表示されます。
[バインディング先]ヘッダをクリックすると、[バインディング先]の内容に従ってソートすることができます。

フィルタリング

バインディング一覧に表示する情報にフィルタをかけます。
[フィルタリング]をチェックすると、[画面部品]の[画面部品ID]で指定された画面部品に関するバインディング情報だけが表示されます。
[フィルタリング]をチェックしないと、ソースコードに定義されているすべてのバインディング情報が表示されます。
なお、[画面部品]の[画面部品ID]が指定されていない場合は、[フィルタリング]をチェックしても、ソースコードに定義されているすべてのバインディング情報が表示されます。[画面部品ID]がグレー表示されている場合は、[フィルタリング]チェックボックスは無効となり、選択中の画面部品に関するバインディング情報だけが表示されます。

[OK]ボタン

バインディング一覧に表示されているすべての情報をソースコードに反映し、[モデルバインディング定義]ダイアログボックスを閉じます。

[Cancel]ボタン

バインディング一覧の変更内容を破棄し、[モデルバインディング定義]ダイアログボックスを閉じます。

[適用]ボタン

バインディング一覧に表示されているすべての情報をソースコードに反映します。[モデルバインディング定義]ダイアログボックスは閉じません。

モデルバインディング定義の新規追加

以下に、モデルバインディング定義を新規に追加する方法を説明します。

  1. [モデルバインディング定義]ダイアログボックス上部の[画面部品]および[バインディング先]の4つの項目を指定します。

  2. [設定]ボタンをクリックし、指定した情報をバインディング一覧に登録します。

  3. バインディング一覧の内容を確認したあと、[OK]ボタンまたは[適用]ボタンをクリックし、バインディング一覧の情報をソースコードに反映します。

モデルバインディング定義の変更

以下に、モデルバインディング定義を変更する方法を説明します。

  1. バインディング一覧から定義を変更する行を選択します。
    選択した行の設定内容は、[モデルバインディング定義]ダイアログボックス上部の[画面部品]および[バインディング先]の4つの項目に表示されます。

  2. 表示された4つの項目のうち、変更する項目の値を修正し、[設定]ボタンをクリックします。
    すでに同じ情報がバインディング一覧に登録されている場合は、[上書き確認]ダイアログボックスが表示されるので、[Yes]ボタンをクリックします。

    ポイント

    以下のどちらかの方法で、[上書き確認]ダイアログボックスを表示しないようにすることができます。

    • [Preferences]ダイアログボックスの設定を変更します。

      1. [Window]メニューから[Preferences]を選択します。

      2. [Preferences]ダイアログボックスの設定項目で、[Ajaxページエディタ] > [モデルバインディング]を選択します。

      3. [上書き確認ダイアログを表示する]のチェックを外します。

    • [上書き確認]ダイアログボックスの[常にプロンプトなしで終了]をチェックします。
      [常にプロンプトなしで終了]をチェックすると、[Preferences]ダイアログボックスの[Ajaxページエディタ] > [モデルバインディング]の[上書き確認ダイアログを表示する]のチェックが外れます。

  3. バインディング一覧の内容を確認したあと、[OK]ボタンまたは[適用]ボタンをクリックし、バインディング一覧の情報をソースコードに反映します。

モデルバインディング定義の削除

以下に、モデルバインディング定義を削除する方法を説明します。

  1. バインディング一覧から定義を削除する行を選択します。

  2. [削除]ボタンをクリックし、選択した情報をバインディング一覧から削除します。

  3. バインディング一覧の内容を確認したあと、[OK]ボタンまたは[適用]ボタンをクリックし、バインディング一覧の情報をソースコードに反映します。