イベントが発生してイベントリスナが呼ばれた場合、イベントリスナの引数にイベントオブジェクトが渡されます。
イベントオブジェクトには様々な種類がありますが、ここでは、アクションイベントとプロパティチェンジイベントについて説明します。そのほかのイベントオブジェクトについては、“UI部品リファレンス”を参照してください。
アクションイベントは、画面部品が操作されたときに発生するイベントで、実体はrcf.event.ActionEventです。
以下に、記述例を示します。
{ target: イベントを送出したオブジェクト, type: 'イベント名', browserEvent: ブラウザのイベント }
以下に、rcf.event.ActionEventのプロパティを示します。
プロパティ名 | 概要 |
---|---|
target | イベントを送出したオブジェクトです。 |
type | イベント名です。 |
browserEvent | ブラウザのイベントです。 |
プロパティチェンジイベントは、モデルの値が変更されたときに発生するイベントで、実体はrcf.event.PropertyChangeEventです。
以下に、記述例を示します。
{ target: イベントを送出したオブジェクト, type: 'イベント名', propertyName: '変更された値のプロパティ名', oldValue: '変更前のプロパティの値', newValue: '変更後のプロパティの値' }
以下に、rcf.event.PropertyChangeEventのプロパティを示します。
プロパティ名 | 概要 |
---|---|
target | イベントを送出したオブジェクトです。 |
type | イベント名です。 |
propertyName | 値が変更されたプロパティ名です。 |
oldValue | 値が変更される前のプロパティの値です。 |
newValue | 値が変更されたあとのプロパティの値です。 |