Windows Vistaなど一部のOSでは、文字コード規格JIS2004に対応しています。以下に、JIS2004に関する注意事項をJIS2004で規格された4バイトで表現される文字(補助文字)を中心に説明します。
JIS2004では、それ以前の規格と異なる字体で表示される文字があります。
JIS2004で追加された文字は使用しないでください。Windows XP以前のOSでは表示できない場合があります。また、これらの文字のうち、補助文字については、最大入力長のチェックにおいて2文字としてカウントされます。そのため、補助文字を使用した場合には最大文字数より少ない文字数までしか入力できません。
Windows 2008のActive Directory連携時に、ユーザの属性値にJIS2004の補助文字が利用されている場合、利用者情報の表示や検索ができない場合があります。
サービス名(別名)にJIS2004の補助文字は使用しないでください。使用した場合、以下のような不具合が発生します。
ブリックの設定を「拡張ブリック(代理ログオン・簡易SSOを使用しない)」に設定した場合、ポータルページからブリックを表示すると「無効な要求を受けました。」というメッセージが表示される場合があります。
アクセスログの出力を「詳細出力する」に設定した場合、サービス名が正常に出力されません。