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Interstage Interaction Manager V9.1.1 Interstage Portalworks管理者ガイド

A.4.1 ツールの実行

このツールの機能は、定義情報を集約することと、その集約された情報を復元することです。ツールを実行する手順を以下に示します。

【コマンド名】

【集約】

【復元】

【引数】

【集約】

【復元】

【コマンドの実行

集約時の操作

  1. 配付元のサーバ(マスタサーバ)の運用管理でサービスの情報を設定します。

  2. サーブレットを停止します(“サーブレットの起動と停止”を参照)。

  3. 配付元のサーバ上で以下のコマンドをコマンドラインから実行します。


    • コマンドプロンプトで“[Portalworksインストールフォルダ]\bin”へ移動してコマンドを実行します。

      cd [Portalworksインストールフォルダ]\bin
      pwfilebackup.bat


    • コンソールで“/opt/FJSVispw/bin”へ移動してコマンドを実行します。

      cd /opt/FJSVispw/bin
      ./pwfilebackup.sh

  4. 集約したファイルが以下に作成されます。ファイル名は“YYYYMMDDhhmmss.zip”です。「YYYYMMDDhhmmss」はバックアップを実行した時間です。「YYYY」は西暦、「MM」は月、「DD」は日、「hh」は時間、「mm」は分、「ss」は秒です。


    • [Portalworksインストールフォルダ]\WEB-INF\backup 配下


    • /opt/FJSVispw/WEB-INF/backup 配下

  5. サーブレットを起動します(“サーブレットの起動と停止”を参照)。

  6. 集約したファイルを外部記憶媒体に保存します。

復元時の操作

  1. 保存したファイルを外部記憶媒体より、復元先のサーバの任意のフォルダにコピーします。

  2. サーブレットを停止します(“サーブレットの起動と停止”を参照)。

  3. 復元先のサーバ上で以下のコマンドをコマンドラインから実行します。


    • コマンドプロンプトで“[Portalworksインストールフォルダ]\bin”へ移動してコマンドを実行します。

      cd [Portalworksインストールフォルダ]\bin
      pwfilerestore.bat [集約したファイル名]


    • コンソールで“/opt/FJSVispw/bin”へ移動してコマンドを実行します。

      cd /opt/FJSVispw/bin
      ./pwfilerestore.sh [集約したファイル名]

  4. コマンドの実行終了後、サーブレットを起動します(“サーブレットの起動と停止”を参照)。


復元作業を行うと、復元コマンド実行前の情報が以下のフォルダ配下に保存されます。


  • [Portalworksインストールフォルダ]\WEB-INF\backup\(復元コマンド実行時刻) 配下


  • /opt/FJSVispw/WEB-INF/backup/(復元コマンド実行時刻) 配下


コマンド操作を誤り、環境の復元に失敗した場合は、これらのファイルを上書きコピーなどで復元して、コマンドを使用する前の環境に戻してから、再度実施してください。