A.1.2 利用者情報抽出ツール

動作中のPortalworksの利用者情報をCSVファイルに抽出するツールです。
利用者情報抽出ツールは、以下の手順で実行します。

このツールを使用する場合、“運用管理ツールの注意”を参照してから実行してください。

【コマンド名】

【引数】

export CSVファイル名
利用者情報の取り出し先のCSVファイル名を指定します。
フルパスのファイル名（例：c:\userinfo\export.csv）
（同じところにある場合、パスは省略可）

【コマンドの実行】

コマンドプロンプトで“［Portalworksインストールフォルダ］\bin”へ移動してコマンドを実行します。
cd ［Portalworksインストールフォルダ］\bin
userexport.bat c:\userinfo\export.csv

コンソールで“/opt/FJSVispw/bin”へ移動してコマンドを実行します。

cd /opt/FJSVispw/bin
./userexport.sh /tmp/userinfo/export.csv

出力されるCSVファイルの形式は、利用者情報一括登録ツールで利用するCSVファイルと同じです。ただし、パスワードは、空となります。CSVファイルの形式については、“A.1.1 利用者情報一括登録ツール”を参照してください。

【メッセージと対処方法】

メッセージ	操作後の状態	対処
指定されたファイルを開くことができません。	異常	指定したファイルがディレクトリでないか、またはすでに存在しているファイルを指定した場合は書き込み権限があるか確認してください。
利用者ログオンID：［LOGONID］を持つ情報を抽出しました。	正常	利用者ログオンID：［LOGONID］の情報抽出が成功したときに出力されます。
指定されたコマンドは正常に処理されました。	正常	正常に終了しました。