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Interstage Interaction Manager V9.1.1 Interstage Portalworks管理者ガイド

11.2.3 アクセスログの設定

運用管理者は、アクセスログの出力先や出力の有無を指定することができます。

操作方法を以下に示します。

操作

  1. 運用管理コンソールを起動します。
    運用管理コンソールの起動方法については、“1.4.3 運用管理機能(運用管理コンソール)の起動”を参照してください。
    ⇒起動された画面には、現状を示すメッセージが表示されます。

  2. 運用管理コンソールの[ログ - アクセスログ]をクリックします。
    ⇒[アクセスログ]画面が表示されます。

  3. 必要な情報を指定し、[設定]ボタンをクリックします。

    • [アクセスログの出力]
      アクセスログの出力の有無を選択します。
      利用者がアクセスしたサービスもログに記録する場合は、「詳細出力する」を選択します。
      システム標準は、「する」です。

    • [出力先ファイル名]
      ログの出力先ファイル名を絶対パスで指定します。
      システム標準では、以下のバスが設定されています。


      • [Portalworksインストールフォルダ]\WEB-INF\log\pwaccess.txt


      • /opt/FJSVispw/WEB-INF/log/pwaccess.txt


      マルチワークユニット構成の場合は、指定された出力先ファイル名のあるフォルダ配下に、追加されたワークユニット数分のフォルダが生成されて、サブワークユニットへのアクセスログが出力されます。例えば、3台のマルチワークユニット構成の場合は、「/1」と「/2」という名前のフォルダが生成されて、サブワークユニット「PortalServer1」と「PortalServer2」へのアクセスログがそれぞれ出力されます。

    • [出力時間]
      ログに出力される時刻に、Portalworksをインストールしたサーバのローカルタイムを採用するか、タイムゾーンを採用するかを選択します。
      ローカルタイムを採用する場合、リストから「LOCAL」を選択してください。タイムゾーンを選択した場合、出力されるログのフォーマットが変わります。詳細については、“11.2.2 アクセスログの形式”を参照してください。

    • [ファイル切り替えタイプ]
      ログファイルの切り替えの判断基準を指定します。
      設定したサイズに達した時点で切り替える場合は、「サイズ」を選択します。
      設定した時間に達した時点で切り替える場合は、「時間」を選択します。

      • [ファイル切り替えMaxByte]
        ログファイルを切り替える限界値(バイト単位)を指定します。
        システム標準では、100000 Byteです。

      • [ファイルローテーション]
        ローテーションして利用するログファイルの個数を1~100の範囲で指定します。アクセスログは、ログファイルを複数用意しておくことができます。複数のファイルを用意しておくと、1つのファイルがいっぱいになった場合、出力先が自動的に切り替えられます。
        システム標準では、10です。

      • [ファイル切り替え単位]
        ログファイルの切り替え単位(1ヶ月、1週間、1日、1時間、1分)を選択します。切り替えのタイミングは、その単位の先頭の日/曜日/時間になります。例えば、「1週間」を選択すると、日曜になった時点でファイルが切り替わります。この設定を土曜に行ったとしても日曜になった時点でファイルは切り替わります。「1ヶ月」を選択した場合は、各月の1日になった時点でファイルが切り替わります。