ページの先頭行へ戻る
Interstage Interaction Manager V9.1.1 Interstage Portalworks管理者ガイド

11.1.6 LDAP認証サーバの設定

使用する認証サーバのIPアドレスなどが変更された場合に、Portalworks側にその変更を反映するための設定を行います。

この設定の反映には、サーブレットの再起動が必要です(“サーブレットの起動と停止”を参照)。

留意事項

LDAPサーバを認証サーバに利用する場合、RDNに「\」(バックスラッシュ)または「"」(ダブルクォート)が使用されているユーザはログオンできません。

<例1>

RDNを「uid」にしているLDAPサーバの場合、以下のようなDNをもつユーザはログオンできません。

uid=abc\\123, ou=ou001, o=fujitsu, c=jp
uid=abc\"123, ou=ou001, o=fujitsu, c=jp

<例2>

RDNを「cn」にしているLDAPサーバの場合、以下のようなDNをもつユーザはログオンできません。

cn=abc\\123, ou=ou001, o=fujitsu, c=jp
cn=abc\"123, ou=ou001, o=fujitsu, c=jp

各ユーザのRDNに上記文字が含まれているかどうかは、LDAPサーバ運用管理者に確認してください。

設定方法

操作

  1. 運用管理コンソールを起動します。
    運用管理コンソールの起動方法については、“1.4.3 運用管理機能(運用管理コンソール)の起動”を参照してください。

  2. 運用管理コンソールの[システム全般 - 認証サーバの設定]をクリックします。
    ⇒[認証サーバ設定]画面が表示されます。

  3. 必要な情報を変更し、[設定]ボタンをクリックします。

    • [サーバアドレス]
      マシンアドレスを指定します。

    • [ポート番号]
      LDAPアクセス用のポート番号を指定します。

    • [LDAPアクセス用DN]
      LDAPサーバの管理者用DN(Distinguished Name)を指定します。
      設定例)uid=pwuser,o=富士通,c=jp

    • [LDAPアクセス用パスワード]
      PortalworksがLDAPサーバにアクセスする際のパスワードを指定します。

    • [ユーザのベースDN]
      Portalworksの利用者が登録されているLDAPサーバ上のツリーのベースDNを指定します。

    • [ユーザのユニークキー]
      Portalworksの利用者を識別するためのキーを指定します。ユーザのユニークキーとしては、通常、uidを使用します。この値は、Portalworksの利用者ログオン認証画面のユーザ名となりますので、ベースDN内で一意である必要があります。