アクセス制御では、利用者のアクセスに関する以下の項目を制御できます。
ログオン数
無通信時間
2重ログオン
各項目を設定するには、以下の操作を行います。
操作
運用管理コンソールを起動します。
運用管理コンソールの起動方法については、“1.4.3 運用管理機能(運用管理コンソール)の起動”を参照してください。
⇒起動された画面には、現状を示すメッセージが表示されます。
運用管理コンソールの[システム全般 - アクセス制御]をクリックします。
⇒[アクセス制御]画面が表示されます。
必要な情報を指定し、[設定]ボタンをクリックします。
[ログオン数]
ログオン可能な人数(セション数)を1以上で指定します。
無制限としたい場合には、「*」を指定します。
制限数を超えてログオンセションを開設しようとした場合、「同時利用者数の制限を超えたため、ログオンできません」の旨のエラー画面が表示されます。
この設定は、Portalworks稼働中に変更が可能です。ただし、稼働中の変更により、制限数を超える利用者セションが発生した場合、そのセションは継続されます。
拡張ログオンページの利用時、拡張ログオンページを表示しているユーザのことを、「ゲストユーザ」と呼びます。このゲストユーザのログオン数は、ここで指定された値の2倍の値に制限されます。ゲストユーザセション数が制限数を超えた場合、アクセス履歴の中の最も古いゲストユーザセションを強制的に終了します。
[無通信時間]
自動ログオフするまでの無通信時間を1~1440分(24時間)の間で指定します。ログオンしている利用者が、この指定値を超えてアクセスをしなかった場合、自動的にログオフされます。システム標準は、30分です。
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[2重ログオン制御]
利用者に2重ログオンを許可するかどうかを指定します。
「する」
2重ログオンできないよう制限します。
2重ログオンが要求された場合、「他の方が使用中です。あなたの指定したログオンIDは、現在、他の方が使用中です。他の方がログオフするまで待つか、別のログオンIDをお使いください。」というエラー画面を表示して要求を拒否します。
「しない」
2重ログオンを許可します。
「新規としてログオンする。」
2重ログオンが要求された場合、既存の利用者セションを終了し、新しくログオンします。なお、既存の利用者セションの終了時には、「セションがすでに切断されています」というエラー画面が表示されます。
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