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Interstage Interaction Manager V9.1.1 Interstage Portalworks管理者ガイド

11.1.2 アクセス制御の設定

アクセス制御では、利用者のアクセスに関する以下の項目を制御できます。

各項目を設定するには、以下の操作を行います。

操作

  1. 運用管理コンソールを起動します。
    運用管理コンソールの起動方法については、“1.4.3 運用管理機能(運用管理コンソール)の起動”を参照してください。
    ⇒起動された画面には、現状を示すメッセージが表示されます。

  2. 運用管理コンソールの[システム全般 - アクセス制御]をクリックします。
    ⇒[アクセス制御]画面が表示されます。

  3. 必要な情報を指定し、[設定]ボタンをクリックします。

    • [ログオン数]
      ログオン可能な人数(セション数)を1以上で指定します。
      無制限としたい場合には、「*」を指定します。
      制限数を超えてログオンセションを開設しようとした場合、「同時利用者数の制限を超えたため、ログオンできません」の旨のエラー画面が表示されます。
      この設定は、Portalworks稼働中に変更が可能です。ただし、稼働中の変更により、制限数を超える利用者セションが発生した場合、そのセションは継続されます。
      拡張ログオンページの利用時、拡張ログオンページを表示しているユーザのことを、「ゲストユーザ」と呼びます。このゲストユーザのログオン数は、ここで指定された値の2倍の値に制限されます。ゲストユーザセション数が制限数を超えた場合、アクセス履歴の中の最も古いゲストユーザセションを強制的に終了します。

    • [無通信時間]
      自動ログオフするまでの無通信時間を1~1440分(24時間)の間で指定します。ログオンしている利用者が、この指定値を超えてアクセスをしなかった場合、自動的にログオフされます。システム標準は、30分です。


      自動ログオフするまでの時間の設定は、設定後にログオンした利用者から有効になります。設定を変更した時点でログオンしていた利用者については、変更前の値が有効です。

    • [2重ログオン制御]
      利用者に2重ログオンを許可するかどうかを指定します。

      • 「する」
        2重ログオンできないよう制限します。
        2重ログオンが要求された場合、「他の方が使用中です。あなたの指定したログオンIDは、現在、他の方が使用中です。他の方がログオフするまで待つか、別のログオンIDをお使いください。」というエラー画面を表示して要求を拒否します。

      • 「しない」
        2重ログオンを許可します。

      • 「新規としてログオンする。」
        2重ログオンが要求された場合、既存の利用者セションを終了し、新しくログオンします。なお、既存の利用者セションの終了時には、「セションがすでに切断されています」というエラー画面が表示されます。

      • この機能は、ゲストユーザには適用されません。

      • この機能は、Portalworks稼働中に変更が可能です。ただし、「する」から「しない」または「新規としてログオンする。」への変更時に、多重ログオンに該当している利用者セションは継続されます。