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Interstage Interaction Manager V9.1.1 Interstage Portalworks管理者ガイド

10.1.1 ログオンページのカスタマイズ

Portalworksでは、既存のWebコンテンツに組み込むことを前提にした標準ログオンページと、カスタマイズすることで新規にログオンページとして作成するための拡張ログオンページが、使用可能なログオンページとして用意されています。

それぞれのログオンページの特長を以下に示します。

ログオンページ

メリット

デメリット

標準ログオンページ

  • 1サーバ当たりの利用可能ユーザ数が向上する。

  • エンドユーザが自由にカスタマイズできる。

  • 既存のコンテンツを流用できる。

  • Portalworksが提供するログオンページのカスタマイズ機能が使用できない。

  • ログオンページにPortletなどのサービスを表示できない。

拡張ログオンページ

  • Portalworksが提供するログオンページのカスタマイズ機能により、簡便にカスタマイズができる。

  • ログオンページにPortletなどのサービスを表示できる。

  • 1サーバ当たりの利用可能ユーザ数が半減する。

  • Portalworksが提供するカスタマイズ機能の範囲を超えたカスタマイズができない。

標準ログオンページの利用方法

Portalworksにログオンする標準ログオンページは、以下に格納されています。

標準ログオンページのフォーム

標準ログオンページのフォームについて説明します。

運用管理者は、標準ログオンページのフォームを利用して、既存のWebコンテンツにPortalworksへのログオンフォームを組み込んだり、ログオンページを新たに作成することができます。

以下にPortalworksにログオンするフォームの内容を記載します。

ログオンページの内容(例)

<form method="POST" action="http://[Portalworksサーバ名:ポート番号]/portalworks(*1)/UserLogon" name="pwlogon">
     [ログオンID:]
     <input type="text" name="logonid" size="12" maxlength="64" value=""><br>
     [パスワード:]
     <input type="password" name="password" size="12" maxlength="64" value="">
     <input type="submit" name="B1" value="OK">
</form>

  • ログオンフォームは、ほかの<FORM>タグの間には記述しないでください。

  • フォームの送信形式は、POST形式です。GET形式には対応していません。

  • Interstageシングル・サインオン認証を利用している場合、本機能は利用できません。



ログオフ後の遷移先を変更したい場合は、“11.1.11 ログオフ後のURLの設定”を参照してください。

拡張ログオンページの利用方法

Portalworksが提供する拡張ログオンページを利用したい場合、運用管理者は、以下の作業を行います。

Portalworksが提供するweb.xmlを開き、welcome-file-list要素の設定を拡張ログオンページに変更します。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

-省略-
<!-- welcome file -->
  <welcome-file-list>
    <welcome-file>logon.html</welcome-file>
    <welcome-file>index.html</welcome-file>
    <welcome-file>index.htm</welcome-file>
    <welcome-file>index.jsp</welcome-file>
  </welcome-file-list>
-省略-

</web-app>

上記の“logon.html”を、“logon2.html”に変更してください。
Portalworksが動作中の場合は、Portalworksを再起動してください。

マルチワークユニット構成の場合は、追加したワークユニットすべてのweb.xmlを同様に変更してください。