ブリックを設定する場合の留意事項について説明します。
留意事項には、以下の制限事項および注意事項があります。
制限事項
拡張ブリックには、以下の制限があります。
プライベートブリックで拡張ブリックを使用することはできません。
拡張ブリックを使用しているとき、拡張ブリック内にSSLサイトを表示しても鍵マークアイコンは表示されません。
シナリオにて、スクリプト変数クラスPWScenarioContextのcontrolBrickメソッド、もしくはcontrolBrickタグを使用しているシナリオは、拡張ブリックを使用すると入れ子の画面になってしまう場合があります。また、複数ブリックで連携を行うシナリオでは、コンテンツの更新が行われない場合があります。これらに該当するシナリオは標準ブリックを使用してください。
拡張ブリックを使用しているとき、Internet Explorerのオートコンプリート機能を使用時に、Enterキーの動作が意図しない動作をする場合があります。その場合は、マウスのクリックにより、操作を行ってください。
注意事項
拡張ブリックを使用するかどうかは、システム管理者が設定します。個人ごとには設定できません。
拡張ブリックを使用する場合は、利用者のPC上でActiveXコントロールが実行されます。ActiveXコントロールの実行時の注意事項については、“B.8 ActiveXコントロール実行時の注意事項”を参照してください。
拡張ブリック(代理ログオン・簡易SSOを使用しない)で表示させるコンテンツをProxyサーバ経由で表示させたい場合は、各ユーザのブラウザでProxyを設定してください。また、拡張ブリック(代理ログオン・簡易SSOを使用する)でも、画面追い出し機能を使用後は同様となります。
初めて拡張ブリックを表示するときやOSを再インストールした場合、証明書の確認画面が表示されます。インストールしないと拡張ブリック機能が使えませんので、証明書の配付元が「FUJITSU LIMITED」であることを確認して、インストールしてください。
表示するWebアプリケーションによっては、ブリックアイコンの[別ウィンドウ]ボタンをクリックしても、別ウィンドウに正しく表示されないことがあります。その場合は、運用管理画面で[別ウィンドウ]ボタンが表示されないように設定してください。設定方法の詳細は、“7.1.1 サービスの登録(別名登録)”を参照してください。
ブラウザの印刷機能を使用する場合、拡張ブリック内の内容は印刷されません。
別名やシナリオの名前を変更した場合は、再度ブリックを設定する必要があります。
拡張ブリックで除外URLの機能を使用すると、新規ウィンドウは開かずに、同じ拡張ブリック内で切り離し動作が行われ、Portalworksを経由しないコンテンツが表示されます。
ActiveXコントロールのインストールをキャンセルすると、サービスが表示されずブリックのボタンなども動作しません。その場合は、再度ログオンしなおし、ActiveXコントロールのインストールを行ってください。