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Interstage Shunsaku Data Manager トラブルシューティング集

A.3.2 インストール・セットアップ

サーバのIPアドレスを変更する場合、Shunsakuの設定は何を変更すればいいですか?

以下の場合で、操作手順が異なります。

注意

すでにIPアドレスを変更してしまったときは、一度変更前の状態に戻してから以下の作業を実施してください。

Shunsakuの動作環境ファイルにIPアドレスを手動で設定している場合

  1. shunsysstopコマンドで、Shunsakuシステムを停止します。

  2. 各動作環境ファイルのIPアドレスを変更します。

    VL

    動作環境ファイル名

    パラメタ名

    V6.0系

    conductor用動作環境ファイル

    SorterInfo

    searcher用動作環境ファイル

    DirSvrName

    V7.0系/V8.0系/V9.0系

    システム用動作環境ファイル

    Conductor

    Director

    Sorter

    Searcher

    AlternativeSearcher

    API用動作環境ファイル

    Host

  3. サーバのIPアドレスを変更します。

  4. Shunsakuシステムを再起動します。


管理コンソールを使用している場合(V7.0系/V8.0系/V9.0系)

注意

すでにIPアドレスを変更してしまったときは、一度変更前の状態に戻してから以下の作業を実施してください。

  1. 管理コンソールの[一括操作]タブより、Shunsakuシステムを停止します。

  2. 管理コンソールの左フレームで[統合管理]タブを選択し、[Interstage Shunsaku Data Manager]を選択します。

  3. 右フレームにサーバの一覧が表示されるので、IPアドレスを変更するサーバの左のチェックボックスにチェックを入れ[削除]ボタンをクリックします。(削除するサーバのサーバ名をメモしておきます)

  4. 管理コンソールからログアウトします。

  5. サーバの IP アドレスを変更します。

  6. Shunsakuの動作環境ファイルにIPアドレスを設定している場合のみ定義変更を行います。

  7. Windowsのサービスコントロールパネルより[Interstage JServlet (OperationManagement)]サービスを再起動させます。

  8. 付随するサービス(Interstage Operation Tool)の再起動についての問い合わせが出ますので「はい(Y)」を選択してください。

  9. 管理コンソールに再度ログインし、管理コンソールの[統合管理]タブを選択し、[Interstage Shunsaku Data Manager]をクリックします。

  10. 右画面の[サーバ追加]タブを選択し、以下の情報を入力して、[追加]をクリックします。

    • サーバ名:手順2でメモしたもの

    • IPアドレス:変更後のアドレス

    • ユーザ名:Administrator

    • パスワード:DirectorサーバのAdministratorのパスワード

  11. 管理コンソールの[一括操作]タブより、Shunsakuシステムを再起動します。


Windows Defenderの警告について教えてください。

Windows Defenderが有効になっている場合、Shunsakuの標準インストールをすると、Windows Defenderの履歴およびイベントビューアのシステムログに、以下のWindows Defenderからのメッセージが出力されることがあります。

これは、Windows Defenderのリアルタイム保護エージェントがサービスのソフトウェアの登録を監視しているためで、そのまま使用して問題ありません。

また、標準インストール中、およびカスタムインストール後のShunsakuサービスの登録時に、Windows Defenderのアイコンがタスクバーの通知領域に表示されることがあります。この場合、Windows Defenderを開き、「コンピュータの設定に対する変更を確認する」の画面で、[操作を適用する]をクリックしてください。

  • Windows Defenderの履歴のメッセージ
    このプログラムは、望ましくない動作をする可能性があります。


  • イベントビューアのシステムログ
    Windows Defenderリアルタイム保護エージェントで、変更が検出されました。これらの変更を行ったソフトウェアに潜在的リスクがないか分析することをお勧めします。これらのプログラムの動作方法に関する情報を使用して、これらのプログラムの実行を許可するか、コンピュータから削除するかを選択できます。プログラムまたはソフトウェア発行者を信頼できる場合のみ、変更を許可してください。Windows Defenderは許可された変更を元に戻せません。