代替searcherを含めたShunsakuのインストールおよびセットアップ手順を以下に説明します。
1. | ディレクタサーバで、以下の作業を行います。
ディレクタサーバでのインストールおよびセットアップは、通常のインストールおよびセットアップ手順と同様です。 |
参照
ディレクタサーバでのインストールおよびセットアップの詳細については、“インストールガイド”の“searcherを別のサーバで運用するシステムのインストールおよびセットアップ”を参照してください。
2. | サーチサーバで、searcherのインストールおよびsearcherのセットアップを行います。 |
参照
サーチサーバでのインストールおよびセットアップの詳細については、“インストールガイド”の“searcherを別のサーバで運用するシステムのインストールおよびセットアップ”を参照してください。
3. | 通常使用するサーチサーバとは異なるサーチサーバに代替searcherをインストールします。 |
注意
代替searcherをどのdirectorからも利用できるように配置する場合、運用のサーチサーバのsearcher用動作環境ファイルでSearchDataFileFolderパラメタを指定しているときは、対応する代替searcherのsearcher用動作環境ファイルにも指定が必要です。
4. | システム用動作環境ファイルの編集と配布を行います。 また、複数のsearcherを配置しているサーチサーバで異常を検出した場合に、サーチサーバ単位でフェイルオーバを行うには、SearcherFailureEscalationパラメタに1を指定します。 |
例
#---代替searcherのサーバ情報---# AlternativeSearcher shuns1w SchWSvr01 23501 shund1 AlternativeSearcher shuns2w SchWSvr02 23501 shund2 AlternativeSearcher shuns3w SchWSvr03 23501 #---searcher異常時の異常認識範囲---# SearcherFailureEscalation 1
編集後、システム用動作環境ファイルを、全サーバに配布します。
参照
システム用動作環境ファイルの実行パラメタの詳細は、“A.1 システム用動作環境ファイルの実行パラメタ”を参照してください。
注意
SearcherFailureEscalationに1を指定した場合には、縮退処理もサーチサーバ単位で行われます。
システム用動作環境ファイルを全サーバのShunsakuのインストール先のフォルダ\etc\system配下に配布してください。
システム用動作環境ファイルを全サーバの/etc/opt/FJSVshnsk/etc/system配下に配布してください。
5. | Shunsakuを起動します。 |
shunsysstart -n Shunsakuシステム名
参照
Shunsakuの起動の詳細は、“3.2.1 起動”を参照してください。
注意
代替searcherを起動するには、事前にサービスの登録が必要です。