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Interstage Shunsaku Data Manager 導入・運用ガイド

4.4.3 検索対象外データのアーカイブ

Shunsakuに格納されているデータが検索対象外となった場合、そのデータをdirectorから抽出し、複数にまとめて二次媒体などに保存します。

検索対処外データのアーカイプ手順について説明します。

1.

shundrestrictコマンドを実行し、directorに対して、アプリケーションからの更新を抑止します。


shundrestrict -s shund1 -aw

注意

  • 更新の抑止を行わなくても、抽出コマンドの実行はできますが、アプリケーションから更新処理中(追加、削除、更新)の場合は、抽出コマンドはエラーとなります。

  • 抽出コマンドとアプリケーションの競合関係については、“付録E 競合関係”を参照してください。

  • データの抽出から、データの削除までの間に、アプリケーションからの検索を抑止したい場合は、検索更新抑止を設定してください。

2.

shundexportコマンドを実行し、対象データを外部ファイルに抽出します。




3.

抽出したファイルをOSのコマンドを使用して、二次媒体に退避します。


4.

shundexportコマンドを実行し、対象データを削除します。



注意

qオプションで指定する検索式ファイルは、手順2.で指定した検索式ファイルと同じものを指定してください。


5.

shundrestrictコマンドを実行し、アプリケーションからの更新抑止を解除します。


shundrestrict -s shund1 -r