Shunsakuに格納されているデータが検索対象外となった場合、そのデータをdirectorから抽出し、複数にまとめて二次媒体などに保存します。
検索対処外データのアーカイプ手順について説明します。
1. | shundrestrictコマンドを実行し、directorに対して、アプリケーションからの更新を抑止します。 |
shundrestrict -s shund1 -aw
注意
更新の抑止を行わなくても、抽出コマンドの実行はできますが、アプリケーションから更新処理中(追加、削除、更新)の場合は、抽出コマンドはエラーとなります。
抽出コマンドとアプリケーションの競合関係については、“付録E 競合関係”を参照してください。
データの抽出から、データの削除までの間に、アプリケーションからの検索を抑止したい場合は、検索更新抑止を設定してください。
2. | shundexportコマンドを実行し、対象データを外部ファイルに抽出します。 |
Windowsの場合
shundexport -s shund1 -q C:\query\shund1_query.txt -o D:\export\shund1.dat
Linux/Solarisの場合
shundexport -s shund1 -q /shunsaku/query/shund1_query.txt -o /shunsaku/export/shund1.dat
3. | 抽出したファイルをOSのコマンドを使用して、二次媒体に退避します。 |
4. | shundexportコマンドを実行し、対象データを削除します。 |
Windowsの場合
shundexport -s shund1 -q C:\query\shund1_query.txt -d
Linux/Solarisの場合
shundexport -s shund1 -q /shunsaku/query/shund1_query.txt -d
注意
qオプションで指定する検索式ファイルは、手順2.で指定した検索式ファイルと同じものを指定してください。
5. | shundrestrictコマンドを実行し、アプリケーションからの更新抑止を解除します。 |
shundrestrict -s shund1 -r