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Interstage Shunsaku Data Manager 導入・運用ガイド

2.2.2 サーバ構成の設計

conductor、director、sorterおよびsearcherを配置するサーバ構成を設計します。
Shunsakuでは、以下のサーバ構成での運用が可能です。

以下に、ディレクタサーバ、サーチサーバおよびソートサーバの数の設計について説明します。


ディレクタサーバ数の設計

1つのディレクタサーバにdirectorを複数配置するとハードウェアの能力限界に達する可能性がある場合には、ディレクタサーバを複数用意し、それぞれにdirectorを配置してください。


サーチサーバ数の設計

サーチサーバ数の設計は、searcherの種別によって異なります。

メモリ検索の場合

Shunsakuに格納するデータ量がサーチサーバのメモリ量を超える場合には、データ量に合わせてサーチサーバを複数配置してください。
searcherの性能を十分に発揮させるためには、1つのsearcherに対して1つのCPUが割り当てられるようにサーチサーバを配置してください。

ディスク検索の場合

Shunsakuに格納するデータ量がサーチサーバのディスク容量を超える場合には、データ量に合わせてサーチサーバを複数配置してください。


ソートサーバ数の設計

ソートを行う処理の多重度が多く、ソート処理でのCPU使用量が高い場合には、負荷を分散させるためにソートサーバを複数配置してください。

ポイント

ディレクタサーバ、サーチサーバおよびソートサーバは、運用中に追加することができます。