名前
形式
shundbackup -s director識別子 { -b | -e | -c }
機能説明
ディレクタデータファイルのバックアップ開始宣言、終了宣言および開始宣言のキャンセルを行います。
オプション
director識別子を指定します。
バックアップ開始宣言をする場合に指定します。
バックアップ終了宣言をする場合に指定します。
本オプションは、バックアップ開始宣言が実行されている場合のみ指定可能です。
バックアップ開始宣言をキャンセルする場合に指定します。
本オプションは、バックアップ開始宣言が実行されている場合のみ指定可能です。
使用例
director用動作環境ファイルのDataFileFolderに指定されたディレクタデータファイルのバックアップを行います。
Solaris/Linuxの場合
shundbackup -s shund1 -b cp /shunsaku/shund1/* /backup/shund1/ shundbackup -s shund1 -e |
Windowsの場合
shundbackup -s shund1 -b copy /b C:\Shunsaku\shund1\* D:\backup\shund1\ shundbackup -s shund1 -e |
ディレクタデータファイルのバックアップが失敗したため、バックアップをキャンセルします。
Solaris/Linuxの場合
shundbackup -s shund1 -b cp /shunsaku/shund1/* /backup/shund1/ cp: writing '/backup/shund1/': No space left on device ・・・・・(エラーメッセージ) shundbackup -s shund1 -c |
Windowsの場合
shundbackup -s shund1 -b copy /b C:\Shunsaku\shund1\* D:\backup\shund1\ C:\Shunsaku\shund1\ ディスクに十分な空き領域がありません。 ・・・・・(エラーメッセージ) shundbackup -s shund1 -c |
終了ステータス
以下の終了ステータスが返されます。
0:正常終了
0以外:異常終了
注意
本コマンドは、スーパーユーザーのみ実行可能です。
本コマンドは、“Administrators”グループに属するユーザのみ実行可能です。
copyコマンドを利用してディレクタデータファイルのバックアップを行う場合は、必ず/bオプションを指定してください。