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 Apcoordinatorユーザーズガイド

F.7.2 ログに情報を出力したい

Apcoordinatorはアプリケーションログを採取する機構を持っており、アプリケーションから任意の情報をログに出力できます。

基本操作

ビジネスクラスでログを出力するためには、com.fujitsu.uji.log.LogComposerクラスを以下の手順で使用します。

  1. アプリケーションクラス、または、DispatchContextからgetLogComposerメソッドでLogComposerオブジェクトを取得します。

  2. LogComposerのprintlnメソッドで情報をログに出力します。

DispatchContextクラスを用いてLogComposerを参照するとリクエストを識別するコンテキストIDをログへ出力します。アプリケーションクラスを用いてLogComposerを参照すると従来と同様なログ出力が行えます。

ログの出力先を変更する

デフォルトでは、ログは標準出力に出力されます。ログの出力先は、定義ファイルを用いて任意の出力先を指定するか、アプリケーションクラスが持っているデフォルトのLogComposerオブジェクトを入れ替えることで変更します。

なお、ユーザ定義のアプリケーションクラスを有効にするために、以下の作業が必要になります。具体的な方法は“3.5 ファクトリクラス”を参照してください。

関連する機能

ログについては以下の機能が使用可能です。

機能

詳細解説

出力するログの書式を指定する

第5章 アプリケーションログ

ログの出力をキューイングする

第5章 アプリケーションログ

重要度に応じて出力の有無を切り替える

F.7.3 デバッグ時と本稼動時で出力するログの種類を切り替えたい
第5章 アプリケーションログ

特定の文字列を含むログだけ出力する

ログフィルタ機能

syslogへログを送信する

syslogへの出力機能

関連項目