Apcoordinatorでは、アプリケーションログを採取する機能を持っています。アプリケーションログ機能には、以下の機能があります。
アプリケーションに記述を行わなくても、Apcoordinatorが動作を表すログを出力します。
出力レベルを設定することで、出力対象のログを絞り込むことができます。
ログキャッシュに対応しており、アプリケーションの実行に影響を与えずにログを出力することができます。
出力先ファイルの自動分割が可能です。また、syslog、Windowsイベントログが利用できます。
WebアプリケーションとEJBアプリケーションがそれぞれ出力するログを対応づけるコンテキストIDを出力します。
出力先やフォーマットなどの情報は、ログ定義ファイルを記述することで容易に設定することも可能です。
データベースにログを出力する高信頼性ログ機能を利用することで、堅牢なログ管理が可能です。
各ログ機能と製品の関係は次のとおりです。
機能  | エディション  | ||
|---|---|---|---|
(1)  | (2)  | (3)  | |
基本機能  | ○  | ○  | ○  | 
ログのキューイング  | ○  | ○  | ○  | 
ログ拡張機能  | ○  | ○  | |
コンテキストIDの出力  | ○  | ○  | ○  | 
格納LogComposerクラスの利用  | ○  | ||
定義ファイルを用いたログ出力  | ○  | ○  | |
高信頼性ログ  | ○  | ||
表中の番号に対応する製品とエディションは以下のとおりです。
番号  | 製品名とエディション  | 
|---|---|
(1)  | Interstage Application Server Standard-J Edition  | 
(2)  | Interstage Studio Enterprise Edition  | 
(3)  | Interstage Business Application Server Standard Edition  |