検索式とは、“ある条件を満たすXML文書”を検索するための条件を表現したものです。
検索式は、単一または複数の条件式およびフィルタ式から成り立ちます。
条件式、フィルタ式についての詳細は、それぞれ“B.3.1 条件式”、“B.3.8 フィルタ式”を参照してください。
複数の条件式またはフィルタ式を指定するには、論理演算子を使用します。
論理演算子についての詳細は、“論理演算子”を参照してください。
検索式の定義を以下の図に示します。
図B.6 検索式の定義
注意
検索式は、1つ以上の条件式またはフィルタ式が必要です。
論理演算子は、条件式やフィルタ式を複数指定した場合に、式どうしのつながりを示すものです。
論理演算子を以下の表に示します。
論理演算子 | 論理種別 | 説明 |
---|---|---|
AND演算 | 条件式どうしをAND演算子でつなげます。 | |
OR演算 | 条件式どうしをOR演算子でつなげます。 |
検索式にAND演算およびOR演算を混在して指定した場合、AND演算を優先します。
論理演算の優先順位を変更する場合は、“()”を利用します。
以下の例では、[条件式2] OR [条件式3]を優先します。
[条件式1]△AND△([条件式2] △ OR △[条件式3])…
△:半角空白