Shunsakuに格納しているXML文書の更新に関する基本的な考え方について説明します。
Shunsakuでは、XML文書を更新する方法として以下の3種類があります。
アプリケーションを使用してXML文書の追加、削除および更新を行う。
ダイレクトアクセスキー機能(注1)を使用してXML文書の削除および更新を行う。
コマンドまたは管理コンソール(注2)を使用して、XML文書の追加および削除を行う。
注1) ダイレクトアクセスキー機能の詳細については、“第6章 ダイレクトアクセス機能”を参照してください。
注2) 管理コンソールおよび管理サーバ機能は、Windows版のShunsakuでのみ使用可能です。
Shunsakuに格納しているXML文書の更新の概要について以下の図に示します。
図4.1 Shunsakuに格納しているXML文書の更新
XML文書の更新処理は、XML文書を検索するアプリケーションを待たせることなく実行することができます。
アプリケーションを用いた更新処理どうし、アプリケーションを用いた更新処理と管理コンソール、またはアプリケーションを用いた更新処理とコマンドを用いた更新処理は、同時に実行することができます。
XML文書の更新処理が同時に動作した場合には、更新するXML文書が異なれば競合することなく実行することができます。更新するXML文書が同じ場合には、いずれか一方の処理を行い、他の処理にはエラーを通知します。
アプリケーションとコマンドの競合関係の詳細については、“導入・運用ガイド”を参照してください。
管理コンソール機能は、Windows版のShunsakuでのみ提供しています。
管理コンソールを使用したXML文書の追加および削除については、“管理コンソール操作ガイド”を参照してください。
コマンドを使用したXML文書の追加および削除はshundimportコマンドを利用します。shundimportコマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。