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Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)

4.14.1 COSEVENTCOMMインタフェース

4.14.1.1 COSEVENTCOMM-PUSHCONSUMER-PUSH

名前

  COSEVENTCOMM-PUSHCONSUMER-PUSH

形式

  ENVIRONMENT DIVISION.
  CONFIGURATION SECTION.
  SPECIAL-NAMES.
  SYMBOLIC CONSTANT
  COPY SYMBOL-CONST IN CORBA.
  .
  
  DATA DIVISION.
  WORKING-STORAGE SECTION.
  COPY CONST IN COSEVENTCOMM.
  01 COPY PROXYPUSHCONSUMER IN COSEVENTCOMM REPLACING COSEVENTCHANNELADMIN-PROXYP003 BY OBJ.
  COPY CONST IN CORBA.
  01 COPY ANY IN CORBA REPLACING CORBA-ANY BY EVDATA.
  01 COPY ENVIRONMENT IN CORBA REPLACING CORBA-ENVIRONMENT BY ENV.
  
  PROCEDURE DIVISION.
  CALL "COSEVENTCOMM-PUSHCONSUMER-PUSH" USING
                OBJ
                EVDATA
                ENV.

機能説明

  EVDATAで指定されたイベントデータをコンシューマに送信します。

パラメタ

  OBJ

  COSEVENTCHANNELADMIN-SUPPLIERADMIN-OBTAIN-PUSH-CONSUMERが返すオブジェクトリファレンス。

  EVDATA

  コンシューマに送信するイベントデータ。

  ENV

  例外情報が格納される構造体。

復帰値

  正常終了した場合は、ENV構造体のMAJORにCORBA-NO-EXCEPTIONが設定されます。異常終了した場合は、ENV構造体のMAJORにCORBA-SYSTEM-EXCEPTIONまたはCORBA-USER-EXCEPTIONが設定され、ENV構造体のIDに詳細情報が設定されます。

  ユーザ例外の場合は、以下の詳細情報が設定されます。

  EX-COSEVENTCOMM-DISCONNECTED

  イベントチャネルに接続されていません。
  イベントチャネル生成時にコネクション情報を自動回収する処理を有効とした場合(esmkchnlコマンド実行時に-autodisconオプションを指定した場合)は、CORBAサービスのクライアント側無通信監視時間超過によりコネクションが切断された可能性があります。継続して通信する場合は、イベントチャネルへの接続から行ってください。

  システム例外の場合は、“メッセージ集”の“イベントサービスから通知される例外情報/マイナーコード”および“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照し、設定されたシステム例外およびマイナーコードに対する対処を行ってください。

4.14.1.2 COSEVENTCOMM-PUSHCONSUMER-DISCONNECT-PUSH-CONSUMER

名前

  COSEVENTCOMM-PUSHCONSUMER-DISCONNECT-PUSH-CONSUMER

形式

  ENVIRONMENT DIVISION.
  CONFIGURATION SECTION.
  SPECIAL-NAMES.
  SYMBOLIC CONSTANT
  COPY SYMBOL-CONST IN CORBA.
  .
  
  DATA DIVISION.
  WORKING-STORAGE SECTION.
  COPY CONST IN COSEVENTCOMM.
  01 COPY PROXYPUSHCONSUMER IN COSEVENTCOMM REPLACING COSEVENTCHANNELADMIN-PROXYP003 BY OBJ.
  COPY CONST IN CORBA.
  01 COPY ENVIRONMENT IN CORBA REPLACING CORBA-ENVIRONMENT BY ENV.
  
  PROCEDURE DIVISION.
  CALL "COSEVENTCOMM-PUSHCONSUMER-DISCONNECT-PUSH-CONSUMER" USING
                OBJ
                ENV.

機能説明

  サプライヤからイベント通信の終了を宣言します。

パラメタ

  OBJ

  COSEVENTCHANNELADMIN-SUPPLIERADMIN-OBTAIN-PUSH-CONSUMERが返すオブジェクトリファレンス。

  ENV

  例外情報が格納される構造体。

復帰値

  正常終了した場合は、ENV構造体のMAJORにCORBA-NO-EXCEPTIONが設定されます。異常終了した場合は、ENV構造体のMAJORにCORBA-SYSTEM-EXCEPTIONが設定され、ENV構造体のIDに詳細情報が設定されます。
  システム例外の場合は、“メッセージ集”の“イベントサービスから通知される例外情報/マイナーコード”および“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照し、設定されたシステム例外およびマイナーコードに対する対処を行ってください。

4.14.1.3 COSEVENTCOMM-PUSHSUPPLIER-DISCONNECT-PUSH-SUPPLIER

名前

  COSEVENTCOMM-PUSHSUPPLIER-DISCONNECT-PUSH-SUPPLIER

形式

  ENVIRONMENT DIVISION.
  CONFIGURATION SECTION.
  SPECIAL-NAMES.
  SYMBOLIC CONSTANT
  COPY SYMBOL-CONST IN CORBA.
  .
  
  DATA DIVISION.
  WORKING-STORAGE SECTION.
  COPY CONST IN COSEVENTCOMM.
  01 COPY PROXYPUSHSUPPLIER IN COSEVENTCOMM REPLACING COSEVENTCHANNELADMIN-PROXYP004 BY OBJ.
  COPY CONST IN CORBA. 
  01 COPY ENVIRONMENT IN CORBA REPLACING CORBA-ENVIRONMENT BY ENV.
  
  PROCEDURE DIVISION.
  CALL "COSEVENTCOMM-PUSHSUPPLIER-DISCONNECT-PUSH-SUPPLIER" USING
                OBJ
                ENV.

機能説明

  コンシューマからイベント通信の終了を宣言します。

パラメタ

  OBJ

  COSEVENTCHANNELADMIN-CONSUMERADMIN-OBTAIN-PUSH-SUPPLIERが返すオブジェクトリファレンス。

  ENV

  例外情報が格納される構造体。

復帰値

  正常終了した場合は、ENV構造体のMAJORにCORBA-NO-EXCEPTIONが設定されます。異常終了した場合は、ENV構造体のMAJORにCORBA-SYSTEM-EXCEPTIONが設定され、ENV構造体のIDに詳細情報が設定されます。
  システム例外の場合は、“メッセージ集”の“イベントサービスから通知される例外情報/マイナーコード”および“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照し、設定されたシステム例外およびマイナーコードに対する対処を行ってください。

4.14.1.4 COSEVENTCOMM-PULLSUPPLIER-PULL

名前

  COSEVENTCOMM-PULLSUPPLIER-PULL

形式

  ENVIRONMENT DIVISION.
  CONFIGURATION SECTION.
  SPECIAL-NAMES.
  SYMBOLIC CONSTANT
  COPY SYMBOL-CONST IN CORBA.
  .
  
  DATA DIVISION.
  WORKING-STORAGE SECTION.
  COPY CONST IN COSEVENTCOMM.
  01 COPY PROXYPULLSUPPLIER IN COSEVENTCOMM REPLACING COSEVENTCHANNELADMIN-PROXYP002 BY OBJ.
  COPY CONST IN CORBA. 
  01 COPY ENVIRONMENT IN CORBA REPLACING CORBA-ENVIRONMENT BY ENV.
  01 EVDATA USAGE IS POINTER.
  
  PROCEDURE DIVISION.
  CALL "COSEVENTCOMM-PULLSUPPLIER-PULL" USING
                OBJ
                ENV
                EVDATA.

機能説明

  サプライヤにイベントデータを要求します。イベントデータの取り出しが可能になるか、または例外が発生するまでブロックされます。なお、イベントデータが取り出せない場合に即時復帰したい場合は、COSEVENTCOMM-PULLSUPPLIER-TRY-PULLを使用してください。

  取り出したANY型のイベントデータは、この領域が不要になった時点で、CORBA-FREE関数を使用して領域を解放する必要があります。

パラメタ

  OBJ

  COSEVENTCHANNELADMIN-CONSUMERADMIN-OBTAIN-PULL-SUPPLIERが返すオブジェクトリファレンス。

  ENV

  例外情報が格納される構造体。

  EVDATA

  サプライヤに要求したイベントデータが設定されます。

復帰値

  正常終了した場合は、ENV構造体のMAJORにCORBA-NO-EXCEPTIONが設定されます。異常終了した場合は、ENV構造体のMAJORにCORBA-SYSTEM-EXCEPTIONまたはCORBA-USER-EXCEPTIONが設定され、ENV構造体のIDに詳細情報が設定されます。

  ユーザ例外の場合は、以下の詳細情報が設定されます。

  EX-COSEVENTCOMM-DISCONNECTED

  イベントチャネルに接続されていません。
  イベントチャネル生成時にコネクション情報を自動回収する処理を有効とした場合(esmkchnlコマンド実行時に-autodisconオプションを指定した場合)は、CORBAサービスのクライアント側無通信監視時間超過によりコネクションが切断された可能性があります。継続して通信する場合は、イベントチャネルへの接続から行ってください。

  システム例外の場合は、“メッセージ集”の“イベントサービスから通知される例外情報/マイナーコード”および“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照し、設定されたシステム例外およびマイナーコードに対する対処を行ってください。

4.14.1.5 COSEVENTCOMM-PULLSUPPLIER-TRY-PULL

名前

  COSEVENTCOMM-PULLSUPPLIER-TRY-PULL

形式

  ENVIRONMENT DIVISION.
  CONFIGURATION SECTION.
  SPECIAL-NAMES.
  SYMBOLIC CONSTANT
  COPY SYMBOL-CONST IN CORBA.
  .
  
  DATA DIVISION.
  WORKING-STORAGE SECTION.
  COPY CONST IN COSEVENTCOMM.
  01 COPY PROXYPULLSUPPLIER IN COSEVENTCOMM REPLACING COSEVENTCHANNELADMIN-PROXYP002 BY OBJ.
  COPY CONST IN CORBA.
  01 COPY BOOLEAN IN CORBA REPLACING CORBA-BOOLEAN BY HASEVENT.
  01 COPY ENVIRONMENT IN CORBA REPLACING CORBA-ENVIRONMENT BY ENV.
  01 EVDATA USAGE IS POINTER.
  
  PROCEDURE DIVISION.
  CALL "COSEVENTCOMM-PULLSUPPLIER-TRY-PULL" USING
                OBJ
                HASEVENT
                ENV
                EVDATA.

機能説明

  サプライヤにイベントデータを要求します。サプライヤからイベントデータが取り出せない場合は即座に復帰します。なお、イベントデータが取り出せるまでブロックしたい場合には、COSEVENTCOMM-PULLSUPPLIER-PULLを使用してください。
  取り出したANY型のイベントデータは、この領域が不要になった時点で、CORBA-FREE関数を使用して領域を解放する必要があります。

パラメタ

  OBJ

  COSEVENTCHANNELADMIN-CONSUMERADMIN-OBTAIN-PULL-SUPPLIERが返すオブジェクトリファレンス。

  HASEVENT(OUTパラメタ

  イベントデータを取り出せた場合は、CORBA-TRUEが設定されます。
  イベントデータを取り出せなかった場合は、CORBA-FALSEが設定されます。

  ENV

  例外情報が格納される構造体。

  EVDATA

  サプライヤに要求したイベントデータが設定されます。

復帰値

  正常終了した場合は、ENV構造体のMAJORにCORBA-NO-EXCEPTIONが設定されます。イベントデータを取り出せた場合は、HASEVENTにCORBA-TRUEが設定されます。イベントデータが取り出せなかった場合には、HASEVENTにCORBA-FALSEが設定されます。この場合も空のANY型のイベントデータの領域が獲得されるので、取り出したANY型のイベントデータの領域は、CORBA-FREE関数を使用して領域を解放する必要があります。異常終了した場合は、ENV構造体のMAJORにCORBA-SYSTEM-EXCEPTIONまたはCORBA-USER-EXCEPTIONが設定され、ENV構造体のIDに詳細情報が設定されます。

  ユーザ例外の場合は、以下の詳細情報が設定されます。

  EX-COSEVENTCOMM-DISCONNECTED

  イベントチャネルに接続されていません。
  イベントチャネル生成時にコネクション情報を自動回収する処理を有効とした場合(esmkchnlコマンド実行時に-autodisconオプションを指定した場合)は、CORBAサービスのクライアント側無通信監視時間超過によりコネクションが切断された可能性があります。継続して通信する場合は、イベントチャネルへの接続から行ってください。

  システム例外の場合は、“メッセージ集”の“イベントサービスから通知される例外情報/マイナーコード”および“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照し、設定されたシステム例外およびマイナーコードに対する対処を行ってください。

注意事項

  ローカルトランザクション運用中に、HASEVENTにCORBA-FALSEが設定された場合は、ES-CHANNELUTIL-LOCAL-ROLLBACK関数によりキャンセルを通知する必要はありません。ES-CHANNELUTIL-LOCAL-COMMIT関数により完了を通知してください。

4.14.1.6 COSEVENTCOMM-PULLSUPPLIER-DISCONNECT-PULL-SUPPLIER

名前

  COSEVENTCOMM-PULLSUPPLIER-DISCONNECT-PULL-SUPPLIER

形式

  ENVIRONMENT DIVISION.
  CONFIGURATION SECTION.
  SPECIAL-NAMES.
  SYMBOLIC CONSTANT
  COPY SYMBOL-CONST IN CORBA.
  .
  
  DATA DIVISION.
  WORKING-STORAGE SECTION.
  COPY CONST IN COSEVENTCOMM.
  01 COPY PROXYPULLSUPPLIER IN COSEVENTCOMM REPLACING COSEVENTCHANNELADMIN-PROXYP002 BY OBJ.
  COPY CONST IN CORBA.
  01 COPY ENVIRONMENT IN CORBA REPLACING CORBA-ENVIRONMENT BY ENV.
  
  PROCEDURE DIVISION.
  CALL "COSEVENTCOMM-PULLSUPPLIER-DISCONNECT-PULL-SUPPLIER" USING
                OBJ
                ENV.

機能説明

  コンシューマからイベント通信の終了を宣言します。

パラメタ

  OBJ

  COSEVENTCHANNELADMIN-CONSUMERADMIN-OBTAIN-PULL-SUPPLIERが返すオブジェクトリファレンス。

  ENV

  例外情報が格納される構造体。

復帰値

  正常終了した場合は、ENV構造体のMAJORにCORBA-NO-EXCEPTIONが設定されます。異常終了した場合は、ENV構造体のMAJORにCORBA-SYSTEM-EXCEPTIONが設定され、ENV構造体のIDに詳細情報が設定されます。
  システム例外の場合は、“メッセージ集”の“イベントサービスから通知される例外情報/マイナーコード”および“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照し、設定されたシステム例外およびマイナーコードに対する対処を行ってください。

4.14.1.7 COSEVENTCOMM-PULLCONSUMER-DISCONNECT-PULL-CONSUMER

名前

  COSEVENTCOMM-PULLCONSUMER-DISCONNECT-PULL-CONSUMER

形式

  ENVIRONMENT DIVISION.
  CONFIGURATION SECTION.
  SPECIAL-NAMES.
  SYMBOLIC CONSTANT
  COPY SYMBOL-CONST IN CORBA.
  .
  
  DATA DIVISION.
  WORKING-STORAGE SECTION.
  COPY CONST IN COSEVENTCOMM.
  01 COPY PROXYPULLCONSUMER IN COSEVENTCOMM REPLACING COSEVENTCHANNELADMIN-PROXYP001 BY OBJ.
  COPY CONST IN CORBA.
  01 COPY ENVIRONMENT IN CORBA REPLACING CORBA-ENVIRONMENT BY ENV.
  
  PROCEDURE DIVISION.
  CALL "COSEVENTCOMM-PULLCONSUMER-DISCONNECT-PULL-CONSUMER" USING
                OBJ
                ENV.

機能説明

  コンシューマからイベント通信の終了を宣言します。

パラメタ

  OBJ

  COSEVENTCHANNELADMIN-SUPPLIERADMIN-OBTAIN-PULL-CONSUMERが返すオブジェクトリファレンス。

  ENV

  例外情報が格納される構造体。

復帰値

  正常終了した場合は、ENV構造体のMAJORにCORBA-NO-EXCEPTIONが設定されます。異常終了した場合は、ENV構造体のMAJORにCORBA-SYSTEM-EXCEPTIONが設定され、ENV構造体のIDに詳細情報が設定されます。
  システム例外の場合は、“メッセージ集”の“イベントサービスから通知される例外情報/マイナーコード”および“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照し、設定されたシステム例外およびマイナーコードに対する対処を行ってください。