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Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)

4.11.19 OperationDefインタフェース

4.11.19.1 CORBA-OPERATIONDEF--GET-RESULT

名前

  CORBA-OPERATIONDEF--GET-RESULT

形式

DATA DIVISION.
  WORKING-STORAGE SECTION.
    COPY CONST IN CORBA.
    01 COPY OBJECT IN CORBA REPLACING CORBA-OBJECT BY OBJ.
    01 COPY ENVIRONMENT IN CORBA REPLACING CORBA-ENVIRONMENT BY ENV.
    01 COPY TYPECODE IN CORBA REPLACING CORBA-TYPECODE BY TYPECODE.

PROCEDURE DIVISION.
    CALL "CORBA-OPERATIONDEF--GET-RESULT" USING
         OBJ
         ENV
         TYPECODE.

機能説明

  OBJに指定したOperationDefオブジェクトに定義されている、オペレーションの復帰値の型を表したTypeCodeを返します。
  本関数はタイプコードを格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA-OBJECT-RELEASE関数を使用して領域を解放する必要があります。

復帰値

  正常終了した場合、オペレーションの復帰値の型を表したTypeCodeが返されます。
  異常終了した場合、ENV構造体のMAJORにはCORBA-SYSTEM-EXCEPTIONが返され、IDとMINORに詳細情報が設定されます。IDとMINORの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

4.11.19.2 CORBA-OPERATIONDEF--GET-PARAMS

名前

  CORBA-OPERATIONDEF--GET-PARAMS

形式

DATA DIVISION.
  WORKING-STORAGE SECTION.
    COPY CONST IN CORBA.
    01 COPY OBJECT IN CORBA REPLACING CORBA-OBJECT BY OBJ.
    01 COPY ENVIRONMENT IN CORBA REPLACING CORBA-ENVIRONMENT BY ENV.
    01 PARDESCRIPTIONSEQ-ADDR USAGE POINTER.

PROCEDURE DIVISION.
    CALL "CORBA-OPERATIONDEF--GET-PARAMS" USING
         OBJ
         ENV
         PARDESCRIPTIONSEQ-ADDR.

機能説明

  OBJに指定したOperationDefオブジェクトに定義されているオペレーションのパラメタ情報を、CORBA-PARDESCRIPTIONSEQ構造体のリスト形式(“4.11.1 型の定義”を参照してください)で返します。
  本関数はCORBA-PARDESCRIPTIONSEQ構造体のリストを格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA-FREE関数を使用して領域を解放する必要があります。

復帰値

  正常終了した場合、オペレーションのパラメタ情報(CORBA-PARDESCRIPTIONSEQ構造体)へのポインタが返されます。
  異常終了した場合、ENV構造体のMAJORにはCORBA-SYSTEM-EXCEPTIONが返され、IDとMINORに詳細情報が設定されます。IDとMINORの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

4.11.19.3 CORBA-OPERATIONDEF--GET-CONTEXTS

名前

  CORBA-OPERATIONDEF--GET-CONTEXTS

形式

DATA DIVISION.
  WORKING-STORAGE SECTION.
    COPY CONST IN CORBA.
    01 COPY OBJECT IN CORBA REPLACING CORBA-OBJECT BY OBJ.
    01 COPY ENVIRONMENT IN CORBA REPLACING CORBA-ENVIRONMENT BY ENV.
    01 CONTEXTIDSEQ-ADDR USAGE IS POINTER.

PROCEDURE DIVISION.
    CALL "CORBA-OPERATIONDEF--GET-CONTEXTS" USING
         OBJ
         ENV
         CONTEXTIDSEQ-ADDR.

機能説明

  OBJに指定したOperationDefオブジェクトに定義されている、オペレーションに対するコンテキスト識別子をリスト形式で(“4.11.1 型の定義”を参照してください)返します。
  本関数はコンテキスト識別子のリストを格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA-FREE関数を使用して領域を解放する必要があります。

復帰値

  正常終了した場合、コンテキスト識別子リスト(CONTEXTIDSEQ)が返されます。
  異常終了した場合、ENV構造体のMAJORにはCORBA-SYSTEM-EXCEPTIONが返され、IDとMINORに詳細情報が設定されます。IDとMINORの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

4.11.19.4 CORBA-OPERATIONDEF--GET-EXCEPTIONS

名前

  CORBA-OPERATIONDEF--GET-EXCEPTIONS

形式

DATA DIVISION.
  WORKING-STORAGE SECTION.
    COPY CONST IN CORBA.
    01 COPY OBJECT IN CORBA REPLACING CORBA-OBJECT BY OBJ.
    01 COPY ENVIRONMENT IN CORBA REPLACING CORBA-ENVIRONMENT BY ENV.
    01 EXCEPTIONDEFSEQ-ADDR USAGE IS POINTER.

PROCEDURE DIVISION.
    CALL "CORBA-OPERATIONDEF--GET-EXCEPTIONS" USING
         OBJ
         ENV
         EXCEPTIONDEFSEQ-ADDR.

機能説明

  OBJに指定したOperationDefオブジェクトに定義されている、オペレーションでの例外事象の定義情報をリスト形式で(“4.11.1 型の定義”を参照してください)返します。
  本関数は例外事象の定義情報のリストを格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA-FREE関数を使用して領域を解放する必要があります。

復帰値

  正常終了した場合、オペレーションでの例外事象の定義情報(EXCEPTIONDEFSEQ)が返されます。
  異常終了した場合、ENV構造体のMAJORにはCORBA-SYSTEM-EXCEPTIONが返され、IDとMINORに詳細情報が設定されます。IDとMINORの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

4.11.19.5 継承されて使用できる関数

  (1) CORBA-OPERATIONDEF--GET-DEF-KIND
  (2) CORBA-OPERATIONDEF--GET-ID
  (3) CORBA-OPERATIONDEF--GET-NAME
  (4) CORBA-OPERATIONDEF--GET-DEFINED-IN
  (5) CORBA-OPERATIONDEF-DESCRIBE

  (1)については、“IRObject共通インタフェース”を継承します。
  “CORBA-IROBJECT”の部分を“CORBA-OPERATIONDEF”に置き換えて使用することができます。
  関数の仕様については、“4.11.2 IRObject共通インタフェース”を参照してください。

  (2)~(5)については、“Contained共通インタフェース”を継承します。
  “CORBA-CONTAINED”の部分を“CORBA-OPERATIONDEF”に置き換えて使用することができます。
  関数の仕様については、“4.11.3 Contained共通インタフェース”を参照してください。