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Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)

4.11.15 ArrayDefインタフェース

4.11.15.1 CORBA-ARRAYDEF--GET-LENGTH

名前

  CORBA-ARRAYDEF--GET-LENGTH

形式

DATA DIVISION.
  WORKING-STORAGE SECTION.
    COPY CONST IN CORBA.
    01 COPY OBJECT IN CORBA REPLACING CORBA-OBJECT BY OBJ.
    01 COPY ENVIRONMENT IN CORBA REPLACING CORBA-ENVIRONMENT BY ENV.
    01 COPY ULONG IN CORBA REPLACING CORBA-UNSIGNED-LONG BY G-LENGTH.

PROCEDURE DIVISION.
    CALL "CORBA-ARRAYDEF--GET-LENGTH" USING
         OBJ
         ENV
         G-LENGTH.

機能説明

  OBJで指定したArrayDefオブジェクトの配列の要素数を返します。

復帰値

  正常終了した場合、配列の要素数が返されます。
  異常終了した場合、ENV構造体のMAJORにはCORBA-SYSTEM-EXCEPTIONが返され、IDとMINORに詳細情報が設定されます。IDとMINORの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

4.11.15.2 CORBA-ARRAYDEF--GET-ELEMENT-TYPE

名前

  CORBA-ARRAYDEF--GET-ELEMENT-TYPE

形式

DATA DIVISION.
  WORKING-STORAGE SECTION.
    COPY CONST IN CORBA.
    01 COPY OBJECT IN CORBA REPLACING CORBA-OBJECT BY OBJ.
    01 COPY ENVIRONMENT IN CORBA REPLACING CORBA-ENVIRONMENT BY ENV.
    01 COPY TYPECODE IN CORBA REPLACING CORBA-TYPECODE BY TYPECODE.

PROCEDURE DIVISION.
    CALL "CORBA-ARRAYDEF--GET-ELEMENT-TYPE" USING
         OBJ
         ENV
         TYPECODE.

機能説明

  OBJで指定したArrayDefオブジェクトの配列の要素の型を表したTypeCodeを返します。
  本関数はタイプコードを格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA-OBJECT-RELEASE関数を使用して領域を解放する必要があります。

復帰値

  正常終了した場合、配列の要素の型を表したTypeCodeが返されます。
  異常終了した場合、ENV構造体のMAJORにはCORBA-SYSTEM-EXCEPTIONが返され、IDとMINORに詳細情報が設定されます。IDとMINORの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

4.11.15.3 継承されて使用できる関数

  (1) CORBA-ARRAYDEF--GET-DEF-KIND
  (2) CORBA-ARRAYDEF--GET-TYPE

  (1)については、“IRObject共通インタフェース”を継承します。
  “CORBA-IROBJECT”の部分を“CORBA-ARRAYDEF”に置き換えて使用することができます。
  関数の仕様については、“4.11.2 IRObject共通インタフェース”を参照してください。

  (2)については、“IDLType共通インタフェース”を継承します。
  “CORBA-IDLTYPE”の部分を“CORBA-ARRAYDEF”に置き換えて使用することができます。
  関数の仕様については、“4.11.5 IDLType共通インタフェース”を参照してください。