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Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)

4.11.12 AliasDefインタフェース

4.11.12.1 CORBA-ALIASDEF--GET-ORIGINAL-TYPE-DEF

名前

  CORBA-ALIASDEF--GET-ORIGINAL-TYPE-DEF

形式

DATA DIVISION.
  WORKING-STORAGE SECTION.
    COPY CONST IN CORBA.
    01 COPY OBJECT IN CORBA REPLACING CORBA-OBJECT BY OBJ.
    01 COPY ENVIRONMENT IN CORBA REPLACING CORBA-ENVIRONMENT BY ENV.
    01 COPY IDLTYPE IN CORBA REPLACING CORBA-IDLTYPE BY IDLTYPE.

PROCEDURE DIVISION.
    CALL "CORBA-ALIASDEF--GET-ORIGINAL-TYPE-DEF" USING
         OBJ
         ENV
         IDLTYPE.

機能説明

  ALIASDEFオブジェクトの元のデータ型のオブジェクトリファレンスを返します。
  本関数はオブジェクトリファレンスを格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA-OBJECT-RELEASE関数を使用して領域を解放する必要があります。

復帰値

  正常終了した場合、ALIASDEFオブジェクトの元のデータ型のオブジェクトリファレンスを返します。
  異常終了した場合、ENV構造体のMAJORにはCORBA-SYSTEM-EXCEPTIONが返され、IDとMINORに詳細情報が設定されます。IDとMINORの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

4.11.12.2 継承されて使用できる関数

  (1) CORBA-ALIASDEF--GET-DEF-KIND
  (2) CORBA-ALIASDEF--GET-ID
  (3) CORBA-ALIASDEF--GET-NAME
  (4) CORBA-ALIASDEF--GET-DEFINED-IN
  (5) CORBA-ALIASDEF-DESCRIBE

  (1)については、“IRObject共通インタフェース”を継承します。
  “CORBA-IROBJECT”の部分を“CORBA-ALIASDEF”に置き換えて使用することができます。
  関数の仕様については、“4.11.2 IRObject共通インタフェース”を参照してください。

  (2)~(5)については、“Contained共通インタフェース”を継承します。
  “CORBA-CONTAINED”の部分を“CORBA-ALIASDEF”に置き換えて使用することができます。
  関数の仕様については、“4.11.3 Contained共通インタフェース”を参照してください。