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Interstage Shunsaku Data Manager インストールガイド

7.5.3 Shunsaku V8.0系とV9.0系の差異

V9.0系では、機能拡張によりV8.0系と比べて以下の機能の動作に違いがあります。


Symfoware連携

データ管理アーキテクチャを改善して、ディレクタサーバで使用するメモリ量を1/4に削減しました。同一メモリで、従来の4倍のデータを格納することができます。ただし、Symfoware連携を使用しない場合に限ります。

V8.0系と同様に、Symfoware連携を使用する場合には、director用動作環境ファイルのUsedTheShunrdbDataパラメタに“1:使用する”を指定してください。詳細については、“導入・運用ガイド”の“director用動作環境ファイルの実行パラメタ”を参照してください。


V9.0系では、障害修正により以下の注意事項があります。


.NET API

ShunAPIConfigException例外が発生したあとにメソッドが呼び出された場合の動作を修正しました。

V8.0系では、アプリケーションが上記例外を無視した場合、次のメソッド呼出しではAPI内部で保持しているAPI用動作環境ファイルの省略値で動作していました。V9.0系では、API用動作環境ファイルを正しく修正しない限り、上記例外がスローされます。

このため、.NET APIを使用したアプリケーションにおいて、ShunAPIConfigException例外が発生している場合、API用動作環境ファイルを正しく修正してください。詳細はについては、“アプリケーション開発ガイド”の“エラー発生時の対処”を参照してください。