アプリケーションを配置するサーバがSolarisの場合の、インストール手順について説明します。
インストール方法には、以下の2つがあります。
注意
インストールは、“スーパーユーザー”が行ってください。
参照
アプリケーションを配置するサーバでShunsakuのSymfoware連携を併せて使用する場合は“6.1 ShunsakuのSymfoware連携のインストール”を参照してください。
GUIを使用するインストール方法
GUIを使用する場合のインストール手順について説明します。
注意
X Window System環境においてグラフィックモードの設定をtrueカラー(depthを24bit)、画面サイズをXGA(1024x768)以上にする必要があります。手順は以下のとおりです。詳細については、Solarisのマニュアルを参照してください。
ログイン
fbconfig -res 横幅x縦幅x周波数 nocheck -depth 24
再ログイン
フォント・スタイル・マネージャでフォントのサイズをMediumに設定する必要があります。フォントサイズが異なると、GUI上の文字が表示しきれない場合があります。
環境変数LANGに、文字コード系がEUC環境の場合“ja”を、シフトJIS環境の場合“ja_JP.PCK”を、UTF-8環境の場合“ja_JP.UTF-8”を指定してください。
Shunsakuのインストールスクリプト(install.sh)を起動します。
(デバイス名/dev/dsk/c0t4d0s2は、お使いの環境によって異なります)
# mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/c0t4d0s2 /cdrom/cdrom0 # cd /cdrom/cdrom0/solaris # ./install.sh |
実行後に表示される画面で、[インストール]を実行してください。
「インストールタイプの選択」画面で、[標準]を選択し、[次へ]をクリックします。
「インストールの確認」画面で、表示されている設定内容を確認します。
表示されている設定内容でインストールを続行する場合
[変更しない]をチェックし、[次へ]をクリックします。インストールが開始されます。次に“手順6.”を行います。
表示されている設定内容を変更する場合
[変更する]をチェックし、[次へ]をクリックします。次に“手順4.”を行います。
「設定内容の変更」画面で、[Interstage Shunsaku Data Manager]を選択し、“インストールディレクトリ”を指定し、[次へ]をクリックします。
注意
パッケージを格納するディレクトリ名を、絶対パスで指定します。
指定するディレクトリ名には、“#”、全角文字および空白は指定できません。
指定するディレクトリは、あらかじめ作成しておいてください。
Java API、XML変換機能など、Java環境を利用する場合は、インストールディレクトリのパス名に、“;”、“%”、“^”または“!”を使用しないでください。お使いのJava環境により、正常に動作しない場合があります。
「インストール内容の確認」画面で、設定内容に誤りがなければ、[次へ]をクリックします。インストールが開始されます。
インストール完了後、「インストール結果」画面で、インストールログを保持するために、[次へ]をクリックします。
「インストールログの出力」画面で、[インストールログを保存する。]がチェックされていることを確認後、“出力先ディレクトリ”を指定して、[終了]をクリックします。
GUIを使用しないインストール方法
GUIを使用しない場合のインストール手順について説明します。
Shunsakuのインストールスクリプト(cmdinstall.sh)を起動します。
(デバイス名/dev/dsk/c0t4d0s2は、お使いの環境によって異なります)
# mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/c0t4d0s2 /cdrom/cdrom0 # cd /cdrom/cdrom0/solaris # ./cmdinstall.sh |
インストール方法を選択します。1<RETURN>を入力します。
---------------------------------------------------------- Interstage Shunsaku Data Manager Enterprise Edition 9.0.1 All Rights Reserved, Copyright(c) FUJITSU LIMITED 2003-2008 ---------------------------------------------------------- Please select the installation type. (1: typical, 2: custom) [1,2,q]: |
パッケージ格納ディレクトリを指定します。
省略値(/opt)でインストールする場合は<RETURN>を入力します。格納ディレクトリを変更する場合は、格納ディレクトリ名を絶対パスで指定し<RETURN>を入力します。
Please specify installation directory. (default: /opt) [?,q]:
注意
指定するディレクトリ名には、“#”、全角文字および空白は指定できません。
指定するディレクトリは、あらかじめ作成しておいてください。
Java API、XML変換機能など、Java環境を利用する場合は、インストールディレクトリのパス名に、“;”、“%”、“^”または“!”を使用しないでください。お使いのJava環境により、正常に動作しない場合があります。
表示された情報でインストールを開始する場合は、y<RETURN>を入力します。
Install information: Installation functions: API Installation packages: FJSVshnsk FJSVshnap Installation directory: /opt Do you want to proceed with the installation ? [y,q]: |
インストール処理が開始されます。
Installation of packages has started. Installation of <FJSVshnsk> was successful. : Installation of packages has ended. |
上記の処理において、何らかの異常が発生した場合、以下のメッセージが表示され、インストール処理が中止されます。
Installation of "Interstage Shunsaku Data Manager Enterprise Edition" was terminated. |
インストールの終了メッセージが表示されます。
インストールログは、“/opt/FJSVshnsk/setup.log”に作成されます。
Installation of "Interstage Shunsaku Data Manager Enterprise Edition" was successful. |