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Interstage Shunsaku Data Manager インストールガイド

Solaris5.1.3 Solarisの場合

アプリケーションを配置するサーバがSolarisの場合の、インストール手順について説明します。


インストール方法には、以下の2つがあります。

注意

インストールは、“スーパーユーザー”が行ってください。

参照

アプリケーションを配置するサーバでShunsakuのSymfoware連携を併せて使用する場合は“6.1 ShunsakuのSymfoware連携のインストール”を参照してください。

GUIを使用するインストール方法

GUIを使用する場合のインストール手順について説明します。


注意

  • X Window System環境においてグラフィックモードの設定をtrueカラー(depthを24bit)、画面サイズをXGA(1024x768)以上にする必要があります。手順は以下のとおりです。詳細については、Solarisのマニュアルを参照してください。

    1. ログイン

    2. fbconfig -res 横幅x縦幅x周波数 nocheck -depth 24

    3. 再ログイン

  • フォント・スタイル・マネージャでフォントのサイズをMediumに設定する必要があります。フォントサイズが異なると、GUI上の文字が表示しきれない場合があります。

  • 環境変数LANGに、文字コード系がEUC環境の場合“ja”を、シフトJIS環境の場合“ja_JP.PCK”を、UTF-8環境の場合“ja_JP.UTF-8”を指定してください。

  1. Shunsakuのインストールスクリプト(install.sh)を起動します。
    (デバイス名/dev/dsk/c0t4d0s2は、お使いの環境によって異なります)

    # mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/c0t4d0s2 /cdrom/cdrom0
    # cd /cdrom/cdrom0/solaris
    # ./install.sh

    実行後に表示される画面で、[インストール]を実行してください。


  2. 「インストールタイプの選択」画面で、[標準]を選択し、[次へ]をクリックします。


  3. 「インストールの確認」画面で、表示されている設定内容を確認します。


    • 表示されている設定内容でインストールを続行する場合

      [変更しない]をチェックし、[次へ]をクリックします。インストールが開始されます。次に“手順6.”を行います。

    • 表示されている設定内容を変更する場合

      [変更する]をチェックし、[次へ]をクリックします。次に“手順4.”を行います。


  4. 「設定内容の変更」画面で、[Interstage Shunsaku Data Manager]を選択し、“インストールディレクトリ”を指定し、[次へ]をクリックします。

    注意

    • パッケージを格納するディレクトリ名を、絶対パスで指定します。

    • 指定するディレクトリ名には、“#”、全角文字および空白は指定できません。

    • 指定するディレクトリは、あらかじめ作成しておいてください。

    • Java API、XML変換機能など、Java環境を利用する場合は、インストールディレクトリのパス名に、“;”、“%”、“^”または“!”を使用しないでください。お使いのJava環境により、正常に動作しない場合があります。


  5. 「インストール内容の確認」画面で、設定内容に誤りがなければ、[次へ]をクリックします。インストールが開始されます。


  6. インストール完了後、「インストール結果」画面で、インストールログを保持するために、[次へ]をクリックします。


  7. 「インストールログの出力」画面で、[インストールログを保存する。]がチェックされていることを確認後、“出力先ディレクトリ”を指定して、[終了]をクリックします。


GUIを使用しないインストール方法

GUIを使用しない場合のインストール手順について説明します。


  1. Shunsakuのインストールスクリプト(cmdinstall.sh)を起動します。
    (デバイス名/dev/dsk/c0t4d0s2は、お使いの環境によって異なります)

    # mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/c0t4d0s2 /cdrom/cdrom0
    # cd /cdrom/cdrom0/solaris
    # ./cmdinstall.sh

  2. インストール方法を選択します。1<RETURN>を入力します。

    ----------------------------------------------------------
      Interstage Shunsaku Data Manager Enterprise Edition
          9.0.1
      All Rights Reserved, Copyright(c)
          FUJITSU LIMITED 2003-2008
    ----------------------------------------------------------
    
    Please select the installation type. (1: typical, 2: custom) [1,2,q]:

  3. パッケージ格納ディレクトリを指定します。
    省略値(/opt)でインストールする場合は<RETURN>を入力します。格納ディレクトリを変更する場合は、格納ディレクトリ名を絶対パスで指定し<RETURN>を入力します。

    Please specify installation directory. (default: /opt) [?,q]:

    注意

    • 指定するディレクトリ名には、“#”、全角文字および空白は指定できません。

    • 指定するディレクトリは、あらかじめ作成しておいてください。

    • Java API、XML変換機能など、Java環境を利用する場合は、インストールディレクトリのパス名に、“;”、“%”、“^”または“!”を使用しないでください。お使いのJava環境により、正常に動作しない場合があります。

  4. 表示された情報でインストールを開始する場合は、y<RETURN>を入力します。

    Install information:
        Installation functions:
            API
        Installation packages:
            FJSVshnsk FJSVshnap 
        Installation directory: /opt
    
    Do you want to proceed with the installation ? [y,q]:

  5. インストール処理が開始されます。

    Installation of packages has started.
    
        Installation of <FJSVshnsk> was successful. 
                : 
    Installation of packages has ended.

    上記の処理において、何らかの異常が発生した場合、以下のメッセージが表示され、インストール処理が中止されます。

    Installation of "Interstage Shunsaku Data Manager Enterprise Edition" was terminated.

  6. インストールの終了メッセージが表示されます。
    インストールログは、“/opt/FJSVshnsk/setup.log”に作成されます。

    Installation of "Interstage Shunsaku Data Manager Enterprise Edition" was successful.