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Interstage Application Server 使用上の注意

2.1.1 IDL定義に関する制限

項番

制限事項

対処方法

解除予定

1

IDL定義のconst宣言において、wchar、wstring型は使用できません。

ありません。

未定

2

データ型宣言において、以下の値が65535を超えることはできません。

  • サイズ指定のある文字列型(stinrg,wstinrg)のサイズ

  • シーケンス型(sequence)のサイズ

  • 列挙型(enum)、構造体(struct)、共用体(union)、例外構造体(exception)の要素数(注1)

  • 配列の配列サイズ

ありません。

未定

3(注2)

COBOLマッピングにおいて、原則としてIDL定義にCOBOLの予約語は使用できません。但し、いくつかの予約語については、IDLコンパイラ側で文字列の前に“IDL-”を付加する対応を行っており、使用可能です。詳細については“アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編)” (Interstage Application Server Enterprise Editionで提供)の“COBOLアプリケーション使用時の注意事項”を参照してください。

ありません。

未定

4(注2)

IDL定義のfixed型宣言は、以下の条件では使用できません。
1)COBOL、OOCOBOL以外のマッピング
2)OOCOBOLで構造型のメンバとして指定する

ありません。

未定

5

以下の条件ではプリプロセス宣言を使用できません。
1)例外(exception)宣言内
2)struct/union/enum宣言内、かつメンバの宣言の記述途中(;で終わる前)
  例)
  struct STR1{
      long
      #pragma version STR1 2.3
      a;
      string b;
      char c;
  };

ありません。

未定

6

IDL定義において、以下のような再帰宣言は使用できません。
1)構造体(struct)の再帰宣言
  struct STR1 {
    sequence<STR1> para1;
  };
2)共用体(union)の再帰宣言
  union UNI1 switch(long){
    case1: sequence<UNI1> para1;
  };

ありません。

未定

7

IDL定義のCORBA/SOAPゲートウェイ生成において、union型は使用できません。

ありません。

未定

8

IDL定義のJavaマッピングでは、以下の宣言にモジュール名と同一の名前を指定できません。指定した場合、パッケージ名がモジュール名+“Package”になり、Javaコンパイルでエラーになります。
1)インタフェース(interface)宣言
2)構造体(struct)宣言
3)共用体(union)宣言
4)例外(exception)宣言
  例)
  module AAA {
      interface AAA {
          short op();
      };
  };

ありません。

未定

9

インタフェース宣言の多重継承を含むIDL定義を、インタフェースリポジトリに更新登録する場合、以下の条件では、インタフェース宣言の多重継承のインタフェースリポジトリへの登録はできません。
1)IDL定義内において、他のIDL定義ファイルをインクルードしている場合。かつ、
2)そのインクルード内のインタフェース宣言を複数のIDL定義ファイル内で継承している場合。かつ、
3)その継承している複数のIDL定義ファイルをインタフェースリポジトリに更新登録する場合。
  例)
  [INTF_A.idlファイル]
    interface A {...}
  [INTF_B.idlファイル]
    #include "INTF_A.idl"
    interface B:A {...}
  [INTF_C.idlファイル]
    #include "INTF_A.idl"
    interface C:A {...}

多重継承を含むIDL定義ファイルを作成し、インタフェースリポジトリに登録する場合、同じインタフェース宣言を継承するインタフェース宣言は、1つのIDL定義ファイル内で作成してください。
例)
  [INTF_A.idlファイル]
    interface A {...}
  [INTF_BC.idlファイル]
    #include "INTF_A.idl"
    interface B:A {...}
    interface C:A {...}

未定

10

共用体のcase文の定数式に':'を指定することはできません。

ありません。

未定

11(注2)

COBOLマッピングにおいて、IDLファイルを定義する場合、module名、interface名、オペレーション名を合わせた長さが55文字以上になると、各生成するファイルの関数名が60文字を超える場合があります。長さが55文字以上にならないよう定義してください。60文字を超える場合、COBOLコンパイラにてコンパイルエラーとなりますので注意してください。

module名、interface名、オペレーション名を合わせた長さが55文字以下となるよう定義をしてください。

未定

12

C++言語の場合、例外宣言では構造体メンバの宣言にメンバ名として「id」を使用することはできません。

ありません。

未定

  (注1)
  Javaマッピングでは、要素数の上限値が異なります。

  (注2)
  Interstage Application Server Enterprise Editionの場合のみ