JNDIアプリケーションで例外が発生する場合の対処方法を説明します。
Sun Microsystems, Inc.のホームページから、以下の文書を参照して対処してください。
The JNDI Tutorial
Java 2 プラットフォームAPI仕様(javadoc)
CommunicationException が発生する
CommunicationException が発生した場合は、次の対処をしてください。
JNDIを使用しているアプリケーションが動作しているマシン上でpingコマンドを使用し、アクセスしたいリポジトリが存在するマシンとネットワーク接続されているかを確認してください。
ネットワーク接続されている場合、リポジトリが起動しているかを確認してください。
リポジトリが起動していない場合、Interstage管理コンソールからリポジトリを起動後、再度実行してください。
リポジトリが起動している場合、アクセスログを参照してタイムアウトが発生していないか確認してください。アクセスログに TIMEOUT が記録されていた場合タイムアウトが発生しています。アクセスログについては、“ディレクトリサービス運用ガイド”の“リポジトリの運用監視”を参照してください。
タイムアウトの原因は、ネットワークの輻輳(通信量が増加し、正常に通信できない状態)、リポジトリが起動しているマシンの高負荷、アプリケーションが動作しているマシンの高負荷などが考えられます。
Interstage ディレクトリサービスが過負荷状態の場合は、レプリケーションを使った負荷分散を実施してください。また、アプリケーション側の負荷が高い場合は、アプリケーションの実行環境を見直し、適切な状態で使用してください。
上記以外の場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。