MQDBRIDGEシステムでは、メッセージヘッダの制御機能の利用形態に応じて、MQMDの数値データをエンディアン変換します。
ユーザデータについてはエンディアン変換を行いませんので、InterstageアプリケーションまたはWebSphere MQアプリケーションで対処してください。
表2.3 MQMDのエンディアン変換の内容に、MQMDのエンディアン変換の内容を示します。
メッセージヘッダ制御機能の利用形態 | エンディアン変換の内容 |
---|---|
送信メッセージにMQMDを付加しない場合(GEN_HEADER=NO) | ユーザデータの先頭にあるMQMDの数値データをリトルエンディアンからビックエンディアンに変換 |
送信メッセージにMQMDを付加する場合(GEN_HEADER=YES) | ビックエンディアン形式の数値データ(MQMD)を付加 |
受信メッセージのMQMDを削除しない場合(PASS_HEADER=YES) | ユーザデータの先頭にあるMQMDの数値データをビックエンディアンからリトルエンディアンに変換 |
受信メッセージのMQMDを削除する場合(PASS_HEADER=NO) | なし。 |