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Interstage Application Server MessageQueueDirector説明書

6.3.3 メッセージ参照とメッセージ削除を使用する

  メッセージを参照(メッセージの内容を確認)してからメッセージを削除するアプリケーションは、事前にMQDおよび目的のメッセージキューに接続し、その直後でカーソルの移動とメッセージの参照を行ってからメッセージを削除するように作成します。

  メッセージの削除は、プログラムインタフェースの“MQDDELETEMSG”または“mqd_deletemsg”を使用して行います。

  メッセージ参照とメッセージ削除の使用例を図6.4 メッセージ参照とメッセージ削除の使用例に示します。

図6.4 メッセージ参照とメッセージ削除の使用例

[図の説明]
  1) アプリケーションをMQDに接続します。
  2) アプリケーションを目的のメッセージキューに接続します。
  3) カーソルを目的のメッセージに移動します。
  4) メッセージキュー上のカーソルが指すメッセージを参照します。
  5) 不要なメッセージなら、現在のカーソルの指すメッセージを削除します。
  6) アプリケーションをメッセージキューから切断します。
  7) アプリケーションをMQDから切断します。