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Interstage Application Server ディレクトリサービス運用ガイド

D.1.4 ログ量の見積もり式

  ログ量の見積もり式について以下に示します。

  ここで見積もるログ量は、トランザクション単位(1回あたりのエントリの更新)で出力されるログ量です。ログ量は、テンポラリログファイル(BIログ量、AIログ量)、およびアーカイブログファイルを見積もるための基礎値となります。

BIログ量

  トランザクション単位のBIログ量は、以下の式で見積もります。単位はバイトです。なお、算出したトランザクションのBIログ量に、安全率(1.3)を乗算することを推奨します。

テーブルの詳細設定をしない場合

トランザクションのBIログ量 = (42,837 × 1エントリあたりの属性数 × 1.3 + 8,255) × 1.3(安全率)

テーブルの詳細設定をする場合

トランザクションのBIログ量 = (((3689 + 6.8 × MAX(942, S)
                  + MAX(32768, B)) × 1エントリあたりの属性数 × 1.3 
                  + 1806 + 6.8 × MAX(942,S)) × 1.3(安全率)

  S:  1エントリあたりの文字型属性の平均サイズ × 1.3
  B:  1エントリあたりのバイナリ型属性の平均サイズ × 1.3

  MAX()
    列挙した引数のなかの最大値を表現します。

AIログ量

  トランザクション単位のAIログ量は、以下の式で見積もります。単位はバイトです。なお、算出したトランザクションのAIログ量に、安全率(1.3)を乗算することを推奨します。

テーブルの詳細設定をしない場合

トランザクションのAIログ量 = (42,837 × 1エントリあたりの属性数 × 1.3 + 8,255) × 1.3(安全率)

テーブルの詳細設定をする場合

トランザクションのAIログ量 = (((3689 + 6.8 × MAX(942, S)
                  + MAX(32768, B)) ×1エントリあたりの属性数 × 1.3  
                  + 1806 + 6.8 ×MAX(942, S)) × 1.3(安全率)

  S:  1エントリあたりの文字型属性の平均サイズ × 1.3
  B:  1エントリあたりのバイナリ型属性の平均サイズ × 1.3

  MAX()
    列挙した引数のなかの最大値を表現します。

■アーカイブログ量

  トランザクション単位のアーカイブログ量は、AIログ量と同じです。