抽出定義は、複写元システム(リポジトリのマスタサーバ)でレプリケーション対象のデータを抽出するための定義です。
以下の手順で定義します。
【複写元システム(リポジトリのマスタサーバ)での操作】
情報ファイルの作成
以下の位置に格納されているアーカイブファイルを展開して、サンプルの情報ファイル(DS_SCHEMA.DEF)を編集し、情報ファイルを作成します。
C:\Interstage\IREP\sample\RDB\SYM\LNKREP |
/opt/FJSVirep/sample/RDB/SYM/LNKREP |
Symfoware Server(Linkexpress、およびLinkexpress Replication option)をインストールした先に合わせてアーカイブファイルを使用してください。
Windows(R)にインストールしたとき: WIN_LNKREP.exe
Solaris、またはLinuxにインストールしたとき: UNIX_LNKREP.tar.gz
以下のスキーマ名を、“3.1.4.5 リポジトリ用データベース接続ユーザの登録”で作成したアカウントに書き換えます。
DSADMIN.DS_ENTRY |
抽出定義入力ファイルの作成
手順1.で作成した情報ファイルを指定してlxrepmkdefコマンドを実行します。
lxrepmkdef -k CRE -g DSREPG -d DSDB -t C:\temp\DS_SCHEMA.DEF -f C:\temp |
lxrepmkdef -k CRE -g DSREPG -d DSDB -t /tmp/DS_SCHEMA.DEF -f /tmp |
-fで指定した出力先にDSREPG.defファイルが作成されます。
抽出定義の登録
手順2.で作成した抽出定義入力ファイルを指定して、lxrepcreコマンドを実行します。
lxrepcre C:\temp\DSREPG.def |
lxrepcre /tmp/DSREPG.def |
抽出定義の詳細は、“Linkexpress Replication option 説明書”の“オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション”-“抽出定義”を参照してください。