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Interstage Application Server ディレクトリサービス運用ガイド

C.2.9 抽出定義

  抽出定義は、複写元システム(リポジトリのマスタサーバ)でレプリケーション対象のデータを抽出するための定義です。
  以下の手順で定義します。

【複写元システム(リポジトリのマスタサーバ)での操作】

  1. 情報ファイルの作成

    以下の位置に格納されているアーカイブファイルを展開して、サンプルの情報ファイル(DS_SCHEMA.DEF)を編集し、情報ファイルを作成します。

    C:\Interstage\IREP\sample\RDB\SYM\LNKREP

    /opt/FJSVirep/sample/RDB/SYM/LNKREP

    Symfoware Server(Linkexpress、およびLinkexpress Replication option)をインストールした先に合わせてアーカイブファイルを使用してください。

    • Windows(R)にインストールしたとき: WIN_LNKREP.exe

    • Solaris、またはLinuxにインストールしたとき: UNIX_LNKREP.tar.gz

    以下のスキーマ名を、“3.1.4.5 リポジトリ用データベース接続ユーザの登録”で作成したアカウントに書き換えます。

    DSADMIN.DS_ENTRY
    DSADMIN.DS_FILTER
    DSADMIN.DS_SCOPE

      

  2. 抽出定義入力ファイルの作成

    手順1.で作成した情報ファイルを指定してlxrepmkdefコマンドを実行します。

    lxrepmkdef -k CRE -g DSREPG -d DSDB -t C:\temp\DS_SCHEMA.DEF -f C:\temp

    lxrepmkdef -k CRE -g DSREPG -d DSDB -t /tmp/DS_SCHEMA.DEF -f /tmp

    -fで指定した出力先にDSREPG.defファイルが作成されます。

      

  3. 抽出定義の登録

    手順2.で作成した抽出定義入力ファイルを指定して、lxrepcreコマンドを実行します。

    lxrepcre C:\temp\DSREPG.def

    lxrepcre /tmp/DSREPG.def

  抽出定義の詳細は、“Linkexpress Replication option 説明書”の“オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション”-“抽出定義”を参照してください。