データベースにRDBを使用し、Interstage ディレクトリサービスとデータベースを異なるサーバに配置して運用する場合、データベースサーバのスペックに応じて、リポジトリからRDBへの最大コネクション数を最適な値とすることで、多重検索性能を向上させることができます。
リポジトリからRDBへの最大コネクション数の設定は、irepadminコマンド使用して行います。設定方法の詳細は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“Interstage ディレクトリサービス運用コマンド”-“irepadmin”を参照してください。
なお、リポジトリからRDBへの最大コネクション数の設定を変更する場合は、データベース側の最大コネクション数が適切な値が設定されていることを確認する、または適切な値に設定を変更してください。
Symfoware Serverの場合
システム用の動作環境ファイルの、MAX_CONNECT_SYS(データベースがリポジトリと同一マシン上にある場合)、またはMAX_CONNECT_TCP(データベースがリポジトリと異なるマシン上にある場合)で指定します。
Oracleデータベースの場合
データベース初期化パラメタの、PROCESSES(、SESSIONS、およびTRANSACTIONS)パラメタで指定します。
データベース側の最大コネクション数の詳細は、各データベースのマニュアルを参照してください。
リポジトリからRDBへの最大コネクション数の設定変更には、コマンド(irepconfigコマンド)を使用することもできます。
詳細は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“irepconfig”-“modifyサブコマンド”を参照してください。