サンプルプログラムをコンパイルすると以下の実行モジュールが作成されます。
実行モジュール
実行モジュール | 処理内容 |
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SampleSearch | ベースDN配下のエントリを、フィルタ条件「"(cn=User00*)"」で検索します。 |
SampleSearch_JP | ベースDN配下のエントリを、フィルタ条件「"(cn=ユーザ001)"」で検索します。検索結果をコード変換して表示します。 |
SampleSearchRetAttrs | ベースDN配下のエントリを、フィルタ条件「"(cn=User00*)"」で検索して、属性値「cn」、「telephonenumber」、「mail」を取得します |
SampleSearchSizeLimit | ベースDN配下のエントリを、フィルタ条件「"(cn=User00*)"」で検索します。サイズリミットとして2を設定します。 |
SampleSearchTimeLimit | ベースDN配下のエントリをすべて検索します。タイムリミットとして1秒を設定します。 |
SampleCompare | エントリ"cn=User001,ou=User,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com"の"mail"属性が"user001@sample.fujitsu.com"と一致するか比較します。 |
SampleModAttrs | エントリ"cn=User001,ou=User,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com"の属性値を変更します。"telephoneNumber"属性の置き換え、"mail"属性の追加、"title"属性の削除を行います。 |
SampleModAttrs_JP | "cn=ユーザ001,ou=User,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com"の"title"属性を"技術員"に置き換えます。 |
SampleModAttrsBinary | エントリ"cn=User001,ou=User,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com"に"jpegPhoto"属性を追加します。バイナリデータは引数でファイル名を指定します。 |
SampleModrdn | エントリ"cn=User001,ou=User,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com"を"cn=User901,ou=User,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com"に変名します。 |
SampleAdd | エントリ"cn=User001,ou=User,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com"を追加します。 |
SampleAdd_JP | エントリ"cn=ユーザ001,ou=User,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com"を追加します。 |
SampleAddBinary | バイナリデータを含むエントリ"cn=User002,ou=User,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com"を追加します。バイナリデータは引数でファイル名を指定します。 |
SampleDelete | エントリ"cn=User001,ou=User,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com"を削除します。 |
SampleDelete_JP | エントリ"cn=ユーザ001,ou=User,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com"を削除します。 |
SampleSearchResult | 非同期型関数を使用して、ベースDN配下のエントリを、フィルタ条件「"(cn=User00*)"」で検索します。 |
SampleAbandon | 非同期検索を行い、処理をキャンセルします。 |
サンプルの実行方法
エントリを追加するサンプル(SampleAdd)の実行例です。
SampleAdd is start ldap_init( "localhost", 389 ) ldap_set_option( LDAP_OPT_PROTOCOL_VERSION, 3 ) ldap_simple_bind_s( "cn=manager,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com", "******" ) ldap_add_s( "cn=User001,ou=User,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com" ) ldap_add_s(): Already exists already exists, no need to add. ldap_unbind_s()
この例では、サンプルではエントリがすでに存在するために「Already exists」が復帰しています。
サンプルプログラムで出力されるメッセージについては、“メッセージ集”の“LDAPエラーコード”を参照してください。