アプリケーションが指定する通信パラメタとCPA記述の対応について
通信パラメタのうち、CPAに関わるものは以下の6種です。通信パラメタの詳細については、“第6章 アプリケーションの作成”を参照してください。
CPAId
CollaborationProtocolAgreement要素のcpaid属性に対応します。メッセージ送受信に用いるCPAを特定するために使用されます。
FromPartyId
PartyInfo/PartyId要素に対応します。メッセージ送信側PartyInfo要素を特定するために使用されます。
ToPartyId
PartyInfo/PartyId要素に対応します。メッセージ受信側PartyInfo要素を特定するために使用されます。
Service
ServiceBinding/Service要素に対応します。メッセージ送受信に用いるServiceBinding要素を特定するために使用されます。
ServiceType
ServiceBinding/Service要素のtype属性に対応します。メッセージ送受信に用いるServiceBinding要素を特定するために使用されます。
Action
ThisPartyActionBinding要素のaction属性に対応します。ServiceおよびServiceTypeで特定したServiceBinding要素に含まれるThisPartyActionBinding要素のうち、メッセージの送受信に用いるThisPartyActionBinding要素を特定するために使用されます。ただし、From側はCanSend、To側はCanReceiveに属しているThisPartyActionBinding要素である必要があります。
以上の6種のパラメタにより、メッセージ送受信時に用いるCPAと、送信側/受信側双方が利用するThisPartyActionBinding要素が一意に定まります。ThisPartyActionBindingが定まると、図のようにPackaging、DeliveryChannel、Transport、DocExchangeの各要素が一意に定まり、メッセージの送受信に必要な一連の情報を特定することができます。