CPA仕様書について
ebMSでサポートしているCPA仕様は、“Collaboration-Protocol Profile and Agreement Specification Version 2.0”です。この仕様書は、2003年10月現在、下記のOASISのサイトで参照可能です。
http://www.oasis-open.org/committees/ebxml-cppa/
名前空間について
表中、特に接頭辞の記述がない要素・属性については、接頭辞tp:を付けて名前空間
http://www.oasis-open.org/committees/ebxml-cppa/schema/cpp-cpa-2_0.xsd
に属するようにしなければなりません。
表に記述されていない要素・属性について
表中に記述されていない要素・属性は、ebMSでは参照しません。
“出現数”項目について
表中の“出現数”項目は、Interstage ebMS用のCPAにおける要素・項目の記述条件に従っています。“Collaboration-Protocol Profile and Agreement Specification Version 2.0”での記述条件と一致していない要素・属性も存在します。
“出現数”項目の意味
1 または 2 :その数だけ必ず記述しなければなりません。
1~複 :最低一つは記述しなければならず、複数記述することも可能です。
0~1 :省略するか、一つ記述することが可能です。
0~複 :省略するか、一つ以上記述することが可能です。
ある要素・属性の記述の要・不要は、その要素・属性自身の記述条件だけでなく、親要素の記述条件にも依存します。例えば、Certificate要素の子要素であるds:KeyInfo要素は必須記述項目(出現数:1)となっていますが、親のCertificate要素はオプション(出現数:0~複)になっていますので、Certificate要素自体が記述されなかった場合はds:KeyInfo要素も記述されません。
使用可能文字について
CPAに使用可能な文字はASCII文字のみです。ただし、以下に示す文字はXMLに直接記述することができない文字なので、文字参照の形式で記述してください。
使用禁止文字 | 文字参照 |
---|---|
& | & |
< | < |
> | > |
“ | " |
‘ | ' |
また、CPAに設定する要素・属性の中には、設定した値をCPA管理コマンドのパラメタとして利用するものが存在します。これらの要素・属性に “-” で始まる文字列を設定すると、コマンドのパラメタとして利用できない場合があります。文字列の先頭には “-” を使わないでください。
エンコーディング形式について
CPAのエンコードにはUTF-8、UTF-16、Shift_JIS、euc-JP等が利用できますが、一般的にXMLのエンコーディングにはUTF-8が推奨されています。