ebMSが他サーバにメッセージを送信する時にエラーが発生する場合があります。たとえば以下のような場合にエラーが発生します。
イベントチャネルに格納されていたイベントデータに必要な通信パラメタが正しく設定されていなかった
ネットワーク回線に、再送できないような致命的な異常が発生した
送信先サーバが起動していない
署名環境に異常がある
使用しているCPAの有効期限が切れていた
ebMSは上記のような異常を検出した場合、コンフィグレーションファイルのSEND_ERROR_OCCUREDの設定に従い、異常を検出したイベントデータを扱っていたイベントチャネルからの送信を停止するか継続するかを決定します。他のイベントチャネルからの送信は継続します。送信処理が停止した場合、イベントログ(Solarisの場合はシステムログ)に出力されたメッセージから異常に対する処置をし、ebMSを再起動することによって送信処理は再開します。コンフィグレーションファイルの詳細は、“3.1.2 コンフィグレーションファイル”を参照してください。
ebmsprintコマンドを使用して、現在のイベントチャネルと送信処理の状態を確認することができます。ebmsprintコマンドの詳細は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“ebmsprint”を参照してください。