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Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

3.8.1 管理サーバのバックアップ/リストア

  管理サーバのバックアップは、サーバ故障等の管理サーバのトラブルに備えて行います。管理サーバを復旧する必要が発生した場合には、以下のいずれかの対処を行います。


管理サーバのバックアップと管理対象サーバのバックアップは必ず両方取得してください。
管理サーバのバックアップと管理対象サーバのバックアップの定義情報が異なる場合、サイト環境の復旧は困難になります。

3.8.1.1 管理サーバの復旧

  管理サーバの故障等に備え、定期的にInterstage資源をバックアップしておきます。管理サーバの故障等が発生した場合には、サーバの復旧後、Interstage資源をリストアしInterstage環境の復旧を行います。
  以下に、作業手順について説明します。

■ 事前操作(定期的なInterstage資源のバックアップ)

  バックアップ機能を用いて、管理サーバ資源をバックアップします。
  バックアップ手順は、“■ 管理サーバのInterstage資源のバックアップ手順”を参照してください。
  管理サーバでは、以下のサービス資源のバックアップが必須となります。


  Interstage ディレクトリサービスはログイン認証にディレクトリサービスを使用している場合のみバックアップしてください。また、クラスタ環境でログイン認証にディレクトリサービスを使用する際の、Interstage ディレクトリサービスの資源のバックアップについては、“高信頼性システム運用ガイド”の“クラスタサービスの環境設定手順”-“Interstageの環境設定”-“Interstage ディレクトリサービスを使用する場合”を参照してください。

■ 管理サーバの復旧操作

  故障した管理サーバを復旧させ、その後、事前に採取しておいたInterstageのバックアップ資源をリストアします。
  リストア手順は、“■ 管理サーバのInterstage資源のリストア手順”を参照してください。
  なお、管理サーバの復旧時には、かならず、その管理サーバから取得したバックアップ資源をもとに復元操作を行ってください。それ以外のサーバのバックアップ資源をリストアしないでください。

管理サーバのInterstage資源のバックアップ手順

  Interstageでは、Interstage資源のバックアップを、一括して行うためのバッチファイル(Windows (R))およびシェルスクリプト(Solaris)、バックアップ・リストア対象定義ファイル(Linux)のサンプルを提供しており、本サンプルをカストマイズすることで、バックアップを一括して行えます。
  Interstage資源のバックアップ手順の詳細は、“第4章 メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)”に記載されています。また、本サンプルの詳細については、“4.4 メンテナンスの一括実行”を参照してください。
  ここでは、本サンプルを使用してInterstage資源をバックアップする場合の手順を説明します。

●サンプルのカストマイズ
  1. サンプルの取得
    以下のサンプルを作業用ディレクトリへコピーします。以降、Windows版およびLinux版では、本ファイルを、バックアップ用のバッチファイル/シェルスクリプトとしてカストマイズします。Solaris版では、バックアップ・リストア対象定義ファイルをカストマイズします。

      C:\Interstage\sample\backup_restore\isbackup.bat

    # シェルスクリプト
      /opt/FJSVisas/sample/backup_restore/isbackup
    # バックアップ・リストア対象定義ファイル
      /opt/FJSVisas/sample/backup_restore/sample.def

      /opt/FJSVisas/sample/backup_restore/isbackup

  2. 基本情報の指定
    Interstageのインストールディレクトリ(Windows版のみ)やバックアップ資源の格納先を指定します。これらの項目は、以下のように指定します。


    バックアップ用のバッチファイルのINST_DIRに、Interstageのインストールディレクトリを、COMMON_PATHにバックアップ資源の格納先を設定します。以下は、記入例です。

    rem [Common]
    set INST_DIR=C:\INTERSTAGE
    set COMMON_PATH=C:\temp\backup


    バックアップ・リストア対象定義ファイルのpathに、バックアップ資源の格納先を設定します。以下は、記入例です。
    [Common]
    path = /tmp/backup


    バックアップ用のシェルスクリプトのCOMMON_PATHにバックアップ資源の格納先を設定します。以下は記入例です。

    #[Common]
    set COMMON_PATH=/tmp/backup

  3. バックアップ対象資源の確認と指定
    バックアップ対象とするサービス資源を確認します。isprintbackuprscコマンドを実行し、表示されたサービス資源が、バックアップ対象となるサービス資源です。
    以下の手順で編集してください。


    バックアップ用バッチファイル/シェルスクリプトの“セクション名_TARGET”の定義項目で、そのサービスをバックアップ対象とするかを指定します。“on”を指定するとバックアップ対象となり、“off”を指定するとバックアップ対象となりません。なお、isprintbackuprscコマンドの出力結果は、セクション名と対応しています。

    例えば、“Interstage管理コンソールの資源”(GUI)をバックアップ対象とする場合、以下のように指定します。
    set GUI_TARGET=on


    バックアップ・リストア対象定義ファイルの各セクション内の“target”の定義項目で、そのセクションに対応したサービスをバックアップ対象とするか指定します。“on”を指定するとバックアップ対象となり、“off”を指定するとバックアップ対象となりません。なお、isprintbackuprscコマンドの出力結果は、セクション名と対応しています。
    例えば、“Interstage管理コンソールの資源”(GUI)をバックアップ対象とする場合、以下のように指定します。
    [GUI]
    target = on

    なお、以下のサービス資源については、上記に示したon/off以外のカストマイズが必要な項目がある場合があります。詳細は、“4.4.2 バックアップ・リストア対象資源の定義方法”を確認してください。

    サービス名

    項目名

    説明

    IHS

    IHS_TARGET

    Interstage HTTP Serverのバックアップ操作を行う場合には、“on”を設定します。

    IHS_OPTION

    “1”を指定します。

    その他の項目

    使用しません。

※isprintbackuprscコマンドの出力結果に、上記以外のサービスが表示された場合、“■ 管理対象サーバのInterstage資源のバックアップ手順”を参照し、定義項目の指定内容を確認してください。

●サンプルの実行
  1. Interstage各サービスの停止
      Interstageの各サービスを停止します。停止操作の詳細については、“4.1.3.1 サービスの停止”を参照してください。

  2. サンプルの実行
      カストマイズの完了したサンプルを実行します。
      本操作によりバックアップ資源が作成されます。
      なお、サンプル実行時の注意事項に関しては、“4.4.3 資源のバックアップ/移出”に記載されている注意事項を参照してください。

  3. Interstage各サービスの起動
      サンプルの実行前に停止したInterstageの各サービスを起動します。起動操作の詳細については、“4.1.3.5 サービスの起動”を参照してください。

■ 管理サーバのInterstage資源のリストア手順

  Interstageでは、Interstage資源のリストアを、一括して行うためのバッチファイル(Windows (R))およびシェルスクリプト(Solaris)、バックアップ・リストア対象定義ファイル(Linux)のサンプルを提供しており、本サンプルをカストマイズすることで、リストアを一括して行えます。
  Interstage資源のリストア手順の詳細は、“第4章 メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)”に記載されています。また、本サンプルの詳細については、“4.4 メンテナンスの一括実行”を参照してください。


  クラスタ環境でログイン認証にディレクトリサービスを使用する際の、Interstage ディレクトリサービスの資源のリストアについては、“高信頼性システム運用ガイド”の“クラスタサービスの環境設定手順”-“Interstageの環境設定”-“Interstage ディレクトリサービスを使用する場合”を参照してください。

  ここでは、本サンプルを使用してInterstage資源をリストアする場合の手順を説明します。

●サンプルのカストマイズ
  1. サンプルの取得
    以下のサンプルを作業用ディレクトリへコピーします。以降、Windows版およびLinux版では本ファイルを、バックアップ用のバッチファイル/シェルスクリプトとしてカストマイズします。Solaris版では、バックアップ・リストア対象定義ファイルをカストマイズします。

      C:\Interstage\sample\backup_restore\isrestore.bat

    # シェルスクリプト
      /opt/FJSVisas/sample/backup_restore/isrestore
    # バックアップ・リストア対象定義ファイル
      /opt/FJSVisas/sample/backup_restore/sample.def

      /opt/FJSVisas/sample/backup_restore/isrestore

  2. 基本情報の指定
    Interstageのインストールディレクトリ(Windows版のみ)やバックアップ資源の格納先などを指定します。これらの項目は、以下のように指定します。


    リストア用のバッチファイルのINST_DIRにInterstageのインストールディレクトリを、COMMON_PATHにバックアップ資源の格納先を設定します。以下は、記入例です。

    rem [Common]
    set INST_DIR=C:\INTERSTAGE
    set COMMON_PATH=C:\temp\backup


    バックアップ・リストア対象定義ファイルのpathにバックアップ資源の格納先を、リストアであることをtarget_serverに設定します。以下は、記入例です。
    [Common]
    path = /tmp/backup
    target_server=current


    リストア用のシェルスクリプトのCOMMON_PATHにバックアップ資源の格納先を設定します。以下は記入例です。

    #[Common]
    set COMMON_PATH=/tmp/backup

  3. リストア対象資源の確認と指定
    リストア対象とするサービス資源は、バックアップ時と同様です。
    以下の手順で編集してください。


    バックアップ用バッチファイル/シェルスクリプトの“セクション名_TARGET”の定義項目で、そのサービスをリストア対象とするかを指定します。“on”を指定するとリストア対象となり、“off”を指定するとリストア対象となりません。バックアップ時に使用したバックアップ用バッチファイル/シェルスクリプトを参考に修正してください。

    例えば、“Interstage管理コンソールの資源”(GUI)をリストア対象とする場合、以下のように指定します。
    set GUI_TARGET=on


    バックアップ・リストア対象定義ファイルの各セクション内の“target”の定義項目で、そのセクションに対応したサービスをリストア対象とするか指定します。“on”を指定するとリストア対象となり、“off”を指定するとリストア対象となりません。バックアップ時に使用したバックアップ・リストア対象定義ファイルを参考に修正してください。
    例えば、“Interstage管理コンソールの資源”(GUI)をリストア対象とする場合、以下のように指定します。
    [GUI]
    target = on

    なお、以下のサービス資源については、上記に示したon/off以外のカストマイズが必要な項目がある場合があります。詳細は、“4.4.2 バックアップ・リストア対象資源の定義方法”を確認してください。

サービス名

項目名

説明

GUI

GUI_TARGET

Interstage管理コンソールのリストア操作を行う場合には、“on”を設定します。

IHS

IHS_TARGET

Interstage HTTP Serverのリストア操作を行う場合には、“on”を設定します。

IHS_OPTION

“1”を指定します。

その他の項目

使用しません。

※上記以外のサービスをリストアする場合には、“■ 管理対象サーバのInterstage資源のリストア手順”を参照し、定義項目の指定内容を確認してください。

●サンプルの実行
  1. Interstage各サービスの停止
      Interstageの各サービスを停止します。停止操作の詳細については、“4.1.3.1 サービスの停止”を参照してください。

  2. サンプルの実行
      カストマイズの完了したサンプルを、-sオプションを指定して実行します。
      本操作によりリストアが行われます。
      なお、サンプル実行時の注意事項に関しては、“4.4.3 資源のバックアップ/移出”に記載されている注意事項を参照してください。

  3. Interstage各サービスの起動
      サンプルの実行前に停止したInterstageの各サービスを起動します。起動操作の詳細については、“4.1.3.5 サービスの起動”を参照してください。

3.8.1.2 管理サーバ機能の他サーバへの移行

  管理サーバの故障等に備え、定期的にInterstage資源をバックアップしておきます。管理サーバの故障が発生し、新たに別のサーバを管理サーバとして代替する場合には、新サーバへ管理サーバのInterstage資源を移入します。
  以下に、作業手順について説明します。

■ 事前操作(定期的なInterstage資源のバックアップ)

    バックアップ機能を用いて、管理サーバ資源をバックアップします。
  バックアップ手順は、“■ 管理サーバのInterstage資源のバックアップ手順”を参照してください。
  なお、管理サーバでは、以下のサービス資源のバックアップが必須となります。


  Interstage ディレクトリサービスはログイン認証にディレクトリサービスを使用している場合のみバックアップしてください。また、クラスタ環境でログイン認証にディレクトリサービスを使用する際の、Interstage ディレクトリサービスの資源のバックアップについては、“高信頼性システム運用ガイド”の“クラスタサービスの環境設定手順”-“Interstageの環境設定”-“Interstage ディレクトリサービスを使用する場合”を参照してください。

■ 管理サーバ(代替機)の構築作業

  管理サーバの代替サーバに、管理サーバ資源を移入し、代替サーバに管理サーバの環境を構築します。
  Interstage資源の移入は、“■ 管理サーバのInterstage資源の移入手順”に記載されている手順で行います。
  なお、管理サーバの代替機を用意する場合には、かならず、その管理サーバのマスタとなる管理サーバで取得したバックアップ資源を移入してください。異なるサーバから取得したバックアップ資源をリストアしないでください。

管理サーバのInterstage資源の移入手順

  資源の移入を一括して行うためのバッチファイル(Windows (R))およびシェルスクリプト(Solaris)、バックアップ・リストア対象定義ファイル(Linux)のサンプルを提供しており、本サンプルをカストマイズすることで、移入を一括して行えます。
  Interstage資源の移入の詳細は、“第4章 メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)”に記載されている移入(他サーバへの資源移行)手順を参照してください。また、本サンプルの詳細については、“4.4 メンテナンスの一括実行”を参照してください。


  クラスタ環境でログイン認証にディレクトリサービスを使用する際の、Interstage ディレクトリサービスの資源の移入については、“高信頼性システム運用ガイド”の“クラスタサービスの環境設定手順”-“Interstageの環境設定”-“Interstage ディレクトリサービスを使用する場合”を参照してください。

  ここでは、本サンプルを使用してInterstage資源を移入する場合の手順を説明します。

●サンプルのカストマイズ
  1. サンプルの取得
    以下のサンプルを作業用ディレクトリへコピーします。以降、Windows版およびLinux版では本ファイルを、バックアップ用のバッチファイル/シェルスクリプトとしてカストマイズします。Solaris版では、バックアップ・リストア対象定義ファイルをカストマイズします。

      C:\Interstage\sample\backup_restore\isimport.bat

    # シェルスクリプト
      /opt/FJSVisas/sample/backup_restore/isrestore
    # バックアップ・リストア対象定義ファイル
      /opt/FJSVisas/sample/backup_restore/sample.def

      /opt/FJSVisas/sample/backup_restore/isimport

  2. 基本情報の指定
    移入先サーバのホスト名やInterstageのインストールディレクトリ(Windows版のみ)、バックアップ資源の格納先などを指定します。これらの項目は、以下のように指定します。


    移入用のバッチファイルのINST_DIRにInterstageのインストールディレクトリを、COMMON_PATHにバックアップ資源の格納先を設定します。以下は、記入例です。

    rem [Common]
    set HOST=import_host
    set INST_DIR=C:\INTERSTAGE
    set COMMON_PATH=C:\temp\backup


    移入用のシェルスクリプトのhostに移入先ホスト名を、pathにバックアップ資源の格納先を、移入であることをtarget_serverに設定します。以下は、記入例です。

    [Common]
    host=import_host
    path = /tmp/backup
    target_server=others


    移入用のシェルスクリプトのHOSTに移入先ホスト名を、COMMON_PATHにバックアップ資源の格納先を設定します。以下は記入例です。

    #[Common]
    set HOST=import_host
    set COMMON_PATH=/tmp/backup

  3. 移入対象資源の確認と指定
    移入対象とするサービス資源は、バックアップ時と同様です。
    以下の手順で編集してください。


    バックアップ用バッチファイル/シェルスクリプトの“セクション名_TARGET”の定義項目で、そのサービスを移入対象とするかを指定します。“on”を指定すると移入対象となり、“off”を指定すると移入対象となりません。バックアップ時に使用したバックアップ用バッチファイル/シェルスクリプトを参考に修正してください。

    例えば、“Interstage管理コンソールの資源”(GUI)を移入対象とする場合、以下のように指定します。
    set GUI_TARGET=on


    バックアップ・リストア対象定義ファイルの各セクション内の“target”の定義項目で、そのセクションに対応したサービスをリストア対象とするか指定します。“on”を指定するとリストア対象となり、“off”を指定するとリストア対象となりません。バックアップ時に使用したバックアップ・リストア対象定義ファイルを参考に修正してください。
    例えば、“Interstage管理コンソールの資源”(GUI)をリストア対象とする場合、以下のように指定します。
    [GUI]
    target = on

    なお、以下のサービス資源については、上記に示したon/off以外に、マシン固有情報(Interstage JMXサービスで使用するIPアドレスなど)のカストマイズが必要な項目がある場合があります。詳細は、“4.4.2 バックアップ・リストア対象資源の定義方法”を確認してください。

サービス名

項目名

説明

GUI

GUI_TARGET

Interstage管理コンソールの移入操作を行う場合には、“on”を設定します。

JMX

JMX_TARGET

Interstage JMXサービス資源の移入操作を行う場合には、“on”を設定します。

JMX_IPADDRESS

Interstage JMXサービスで使用するIPアドレスを変換する必要がある場合に指定します。詳細は、“4.4.2 バックアップ・リストア対象資源の定義方法”の本定義項目の説明を参照してください。

JMX_USERREP

Interstage JMXサービスのユーザリポジトリ定義をリストア対象とするかを指定します。
  on :リストアする(デフォルト)
  off:リストアしない

JMX_SITEINFO

サイトの移行を行う場合には、“on”を設定します。

IHS

IHS_TARGET

Interstage HTTP Serverの移入操作を行う場合には、“on”を設定します。

IHS_OPTION

“1”を指定します。

IHS_HOST_TABLE

ホスト名/IPアドレスを変更する際に、変更前と変更後のホスト名/IPアドレスを記述したファイル名を指定します。詳細は、“4.4.2 バックアップ・リストア対象資源の定義方法”の本定義項目の説明を参照してください。

その他の項目

使用しません。

ISSCS

ISSCS_TARGET

Interstage証明書環境資源の移入操作を行う場合には、“on”を設定します。

ISSCS_OPTION

操作対象資源を、以下のいずれかから選択します。
  1:SSL定義ファイル
  2:Interstage証明書環境の資源(SSL定義ファイルと証明書環境のファイル)
なお、必ず“4.2.3.14 Interstage証明書環境資源の移入”を参照してから選択してください。

※上記以外のサービスを移入する場合には、 “■ 管理対象サーバのInterstage資源の移入手順”を参照し、定義項目の指定内容を確認してください。

●サンプルの実行
  1. Interstage各サービスの停止
      Interstageの各サービスを停止します。停止操作の詳細については、“4.1.3.1 サービスの停止”を参照してください。

  2. サンプルの実行
      カストマイズの完了したサンプルを、-sオプションを指定して実行します。
      本操作により移入が行われます。
      なお、サンプル実行時の注意事項に関しては、“4.4.3 資源のバックアップ/移出”に記載されている注意事項を参照してください。

  3. Interstage各サービスの起動
      サンプルの実行前に停止したInterstageの各サービスを起動します。起動操作の詳細については、“4.1.3.5 サービスの起動”を参照してください。


  サンプル実行時には、-s オプションを指定してください。