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Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

3.6.2 IJServerの運用

  IJServerでは以下の運用操作を行います。

  以下の設定のIJServerを一括操作で作成した場合には、統合管理機能および管理対象サーバの管理コンソールでは、該当するIJServerはそれぞれWebアプリケーションのみ運用とEJBアプリケーションのみ運用のIJServerとして表示されます。

3.6.2.1 状態表示

■ IJServerワークユニットの状態情報の表示

  IJServerワークユニットの状態情報の表示は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. Interstage管理コンソールの
    [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット]の状態タブ
    で、ワークユニットの状態情報が表示されます。また、
    [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット] > [IJServer名]の操作タブ
    で、より詳細な情報が表示されます。

■ J2EEアプリケーションの状態表示

  IJServerワークユニットに配備されたJ2EEモジュールの状態情報の表示は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. Interstage管理コンソールの
    [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット] > [IJServer名] > [J2EEアプリケーション名]の状態タブ
    で、J2EEアプリケーションに含まれるWebモジュール、EJBモジュール、connectorの定義名一覧と状態情報が表示されます。

■ EJBアプリケーションの情報の表示

  IJServerワークユニットに配備されたEJBモジュールの情報の表示は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. Interstage管理コンソールの
    [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット] > [IJServer名] > [EJBモジュール名]の状態タブ
    で、EJBモジュールのEJBアプリケーションの一覧情報が表示されます。

■ IJServerワークユニットのモニタ

  IJServerワークユニットのモニタは、統合管理画面で管理対象サーバ単位に表示されます。
  本操作は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. Interstage管理コンソールの
    [統合管理] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サーバグループ名/サーバ名] > [システム] > [ワークユニット] > [IJServer名]のモニタタブ
    で参照します。

  また、管理対象サーバのInterstage管理コンソールにログインし、以下の方法でも同様の操作が行えます。

Interstage管理コンソールの一括操作画面と統合操作画面の両方を操作する場合は、Interstage管理コンソールのWebブラウザの[ファイル]メニューの[新規作成]でWebブラウザを起動しないでください。Interstage管理コンソールが誤動作する場合があります。
スタートメニューなどから新たにWebブラウザを起動し、ログインしてください。

■ J2EEアプリケーションに含まれるWebモジュール、EJBモジュールのモニタ

  J2EEアプリケーションに含まれるWebモジュール、EJBモジュールの運用中の統計情報のモニタ表示は、統合管理画面で管理対象サーバ単位に行います。
  本操作は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. J2EEアプリケーションに含まれるWebモジュールは、Interstage管理コンソールの
    [統合管理] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サーバグループ名/サーバ名] > [システム] > [ワークユニット] > [IJServer名] > [J2EEアプケーション] > [Webモジュール名]のモニタタブ
    で、表示確認します。
    J2EEアプリケーションに含まれるEJBモジュールは、Interstage管理コンソールの
    [統合管理] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サーバグループ名/サーバ名] > [システム] > [ワークユニット] > [IJServer名] > [J2EEアプケーション] > [EJBモジュール名]の状態タブ
    で、対象のEJBアプリケーション名をクリックしてモニタタブで表示確認します。

  また、管理対象サーバのInterstage管理コンソールにログインし、以下の方法でも同様の操作が行えます。

■ Webアプリケーション/EJBアプリケーションのモニタ

  Webアプリケーション/EJBアプリケーションの運用中の統計情報のモニタ表示は、統合管理画面で管理対象サーバ単位に行います。
  本操作は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. Webアプリケーションは、Interstage管理コンソールの
    [統合管理] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サーバグループ名/サーバ名] > [システム] > [ワークユニット] > [IJServer名] > [Webモジュール名]のモニタタブ
    で、表示確認します。
    EJBアプリケーションは、Interstage管理コンソールの
    [統合管理] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サーバグループ名/サーバ名] > [システム] > [ワークユニット] > [IJServer名] > [EJBモジュール名]の状態タブ
    で、対象のEJBアプリケーション名をクリックしてモニタタブで表示確認します。

  また、管理対象サーバのInterstage管理コンソールにログインし、以下の方法でも同様の操作が行えます。

3.6.2.2 操作


  マルチサーバ環境でIJServerワークユニットの操作を行う場合、各管理対象サーバに管理サーバのInterstage管理コンソールにログインしたユーザと同名のユーザを事前に登録しておく必要があります。ユーザ名は8バイト以内にしてください。

■ IJServerワークユニットの起動

  IJServerワークユニットの起動は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. Interstage管理コンソールで、以下のどちらかの方法で起動します。

    • [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット]の状態タブ
      で、操作対象のワークユニットを選択し、[起動]ボタンを押下します。

    • [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット] > [IJServer名]の操作タブ
      で、[起動]ボタンを押下します。

  何らかの原因で、サーバグループ内の一部の管理対象サーバ上でワークユニットの起動に失敗した場合、起動に成功した管理対象サーバだけで運用を開始します。操作に失敗した管理対象サーバ上のワークユニットを起動する場合、異常原因を取り除いた後、再度、上記操作を実行してください。起動に失敗した管理対象サーバのワークユニットが起動されます。

  また、以下の方法でも、管理対象サーバ単位にIJServerワークユニットを起動できます。

■ IJServerワークユニットの停止

  IJServerワークユニットの停止は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. Interstage管理コンソールで、以下のどちらかの方法で起動します。

    • [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット]の状態タブ
      で、操作対象のワークユニットを選択し、[停止]ボタンを押下します。

    • [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット] > [IJServer名]の操作タブ
      で、[停止]ボタンを押下します。

  3. 停止方法を指定し、[実行]ボタンを押下します。

  何らかの原因で、サーバグループ内の一部の管理対象サーバ上でワークユニットの停止に失敗した場合、停止に失敗した管理対象サーバ上のワークユニットは運用を継続します。操作に失敗した管理対象サーバ上のワークユニットを停止する場合、異常原因を取り除いた後、再度上記操作を実行してください。停止に失敗した管理対象サーバ上のワークユニットが停止されます。

  また、以下の方法でも、管理対象サーバ単位にIJServerワークユニットを起動できます。

■ IJServerワークユニットの復元

  ワークユニットの復元は、統合管理画面で管理対象サーバ単位に操作します。
  本操作は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. Interstage管理コンソールで、以下の方法で起動します。

    • [統合管理] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サーバグループ名/サーバ名] > [システム名] > [ワークユニット] > [IJServer名]の操作タブ
      で、[ワークユニットの復元]ボタンを押下します。

  また、管理対象サーバのInterstage管理コンソールにログインし、以下の画面でも同様の操作が行えます。

■ EJBアプリケーションのキュー閉塞/閉塞解除

  EJBアプリケーションのキュー閉塞/閉塞解除は、以下の手順で行います。

  また、管理対象サーバのInterstage管理コンソールにログインし、
[Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット] > [IJServer名]の操作タブ
で、同様の操作が行えます。

3.6.2.3 ログ参照

■ IJServerワークユニットのログ参照

  IJServerワークユニットのログ参照は、統合管理画面で管理対象サーバ単位に操作します。
  本操作は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. Interstage管理コンソールの
    [統合管理] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サーバグループ名/サーバ名] > [システム] > [ワークユニット] > [IJServer名]のログ参照タブ
    で参照します。

  また、管理対象サーバのInterstage管理コンソールにログインし、以下の画面でも同様の操作が行えます。

Interstage管理コンソールの一括操作画面と統合操作画面の両方を操作する場合は、Interstage管理コンソールのWebブラウザの[ファイル]メニューの[新規作成]でWebブラウザを起動しないでください。Interstage管理コンソールが誤動作する場合があります。
スタートメニューなどから新たにWebブラウザを起動し、ログインしてください。

■ Webサーバコネクタのログ参照

  Webサーバコネクタのログ参照は、統合管理画面で管理対象サーバ単位に操作します。
  本操作は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. Interstage管理コンソールの
    [統合管理] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サーバグループ名/サーバ名] > [システム] > [サービス] > [Webサーバ] > “FJapache” > [Webサーバコネクタ] のログ参照タブ
    で、参照します。

  また、管理対象サーバのInterstage管理コンソールにログインし、
[Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [システム] > [サービス] > [Webサーバ] > “FJapache” > [Webサーバコネクタ]のログ参照タブ
で、同様の操作が行えます。

Interstage管理コンソールの一括操作画面と統合操作画面の両方を操作する場合は、Interstage管理コンソールのWebブラウザの[ファイル]メニューの[新規作成]でWebブラウザを起動しないでください。Interstage管理コンソールが誤動作する場合があります。
スタートメニューなどから新たにWebブラウザを起動し、ログインしてください。