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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編

16.2.4 サービス稼働監視スクリプトでHTTPSサービスを監視しようとしたが、スクリプトの起動とともにエラーメッセージが出力され、監視できない

対処1

エラーメッセージ

「サービス稼動監視でHTTPSサービスが停止しました。
(監視元:xxxxxxxx、監視先:xxxxxxxx、エラーコード:18)」

対象バージョンレベル

原因

証明書環境が正しく構築されていないために発生します。

対処方法

  1. Systemwalker PkiMGRで、秘密鍵と証明書を作成します。

    [必要な証明書と秘密鍵]

    • Systemwalkerが導入されているサーバの証明書および秘密鍵(PKCS#12)

    • Systemwalkerが導入されているサーバの証明書のCA局証明書(DER形式)

    • HTTPSサービスの証明書(DER形式)

  2. 証明書管理環境定義ファイル(mpcrtmgr.def)を編集します。

    [mpcrtmgr.defファイルの設定例]

    [ENV]
    OWN-CERTTYPE=1      -->自分の証明書・秘密鍵がPKCS#12 形式であるという指定
    [OWN-CERTFILE]      -->Systemwalkerが導入されているサーバの証明書・秘密鍵
    NICKNAME=DTM_own@domainname.com
    FILENAME=c:¥cert¥SWcert.pfx
    [CA-CERTFILE-0001]    -->Systemwalkerが導入されているサーバのCA局証明書
    NICKNAME=CA@domainname.com
    FILENAME=c:¥cert¥CAcert.der
    [CERTFILE-0001]      -->HTTPSサービスの証明書
    NICKNAME=HTTPS@domainname.com
    FILENAME=c:¥cert¥HTTPScert.der

  3. 証明書管理環境定義コマンド(mpcrtsetenv)を実行します。

    mpcrtsetenv [-s [秘密鍵のパスワード]] [-f 証明書管理環境定義ファイル名]

  4. Systemwalker Centric Managerを再起動します。

対処2

エラーメッセージ

MpScsv: エラー: 1057:自動起動スクリプトが異常終了しました。

原因

チューニングパラメタに指定したURLに特殊記号("&", "|", "(", ")", ">", "<", "^")が含まれている場合に発生します。

確認ポイント

使用されているスクリプトのチューニングパラメタに設定しているURLの中に特殊記号("&", "|", "(", ")", ">", "<", "^")が存在するか確認してください。

対処方法

チューニングパラメタを「¥"」で括ってください。