対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:10.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
対処1
確認ポイント
運用管理サーバの製品エディションがSE版ではありませんか。
原因
運用管理サーバがSE版では、WWWセキュリティ監視はできません。
対処方法
運用管理サーバには、Systemwalker Centric Manager EE/GEEをインストールしてください。
対処2
確認ポイント
監視対象サーバに、Systemwalker Centric Managerがインストールされていますか。
対処方法
監視対象サーバに、Systemwalker Centric Managerをインストールしてください。
対処3
確認ポイント
運用管理サーバ上で、インターネットサーバ管理マネージャが起動されていますか。
対処方法
運用管理サーバで、インターネットサーバ管理マネージャを起動します。それぞれ以下の方法で起動してください。
Windows版の場合
以下のサービスを起動してください。
Systemwalker MpNsMgr |
UNIX版の場合
psコマンドを実行し、“mpismgr”が起動しているか確認します。
起動していなければ、以下のコマンドを実行し、mpismgrを起動してください。
/opt/systemwalker/bin/mpismstart |
対処4
確認ポイント
監視対象サーバ上でインターネットサーバ管理エージェントが起動されていますか。
対処方法
監視対象サーバで、インターネットサーバ管理エージェントを起動します。それぞれ以下の方法で起動してください。
Windows版の場合
以下のサービスを起動してください。
Systemwalker MpNsAgt |
Solaris版の場合
psコマンドを実行し、“mpisagt”が起動しているか確認します。
起動していなければ、以下のコマンドを実行し、mpisagtを起動してください。
/opt/systemwalker/bin/mpisastart |
対処5
確認ポイント
ポリシー設定対象ノードのOSがWindowsであり、かつ、複数のIPアドレスが割り振られていませんか。
この場合は、以下の手順により、ネットワークサービスがアクセスする順にネットワーク接続が一覧表示されますので、構成管理DBに存在するIPアドレスが設定されているネットワーク接続が、1番目に表示されていることを確認してください。
Windows2000およびWindows Server 2003 STD /Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EEでの手順
ネットワークの設定画面を表示します。
Windows Server 2003 STD /Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE:
「コントロールパネル」より、「ネットワーク接続」を選択します。
Windows2000:
「コントロールパネル」より、「ネットワークとダイアルアップ接続」を選択します。
メニューより、「詳細設定」-「詳細設定」を選択し、「詳細設定」ダイアログを表示します。
「詳細設定」ダイアログで「アダプタとバインド」タブを選択します。
「接続(C)」に表示されるネットワーク接続の並び順を確認してください。
WindowsNTでの手順
「コントロールパネル」より、「ネットワーク」を選択します。
「ネットワーク」ダイアログで「バインド」タブを選択します。
「バンドの表示(S)」に表示されるネットワーク接続の並び順を確認してください。
詳細な操作手順はWindows付属のオンラインヘルプを参照してください。
原因
ポリシー設定を行うノードでインターネットサーバ管理の機能が使用可能であることを運用管理サーバが認識できないため、ポリシー設定画面を表示できない場合があります。
これは、対象ノードのネットワーク設定で、ネットワークサービス(Windowsサービス)が最初に使用するIPアドレスが、運用管理サーバの構成管理DBに存在しないためです。
対処方法
ポリシー設定対象ノードのネットワーク設定を見直し、構成管理DBに存在するIPアドレスが設定されているネットワーク接続が、ネットワークサービスにより最初にアクセスされるように順番を変更してください。
備考）
以下のすべての条件に合致する場合は、運用管理サーバからポリシー設定対象ノードに対してICMPパケットを送信し続け、ネットワーク負荷を増大するという障害が発生します。
運用管理サーバ(※1)がV5.2以降のSolaris版もしくはLinux版である。
ポリシー設定対象ノードのOS種別がWindowsである。
ポリシー設定対象ノードのネットワークサービスが最初に使用するIPアドレス(※2)が(※1)の運用管理サーバの構成管理DBに存在しない。
運用管理サーバから(※2)のIPアドレスに対してpingを行うとDestination Unreachableとなる。
この場合は、運用管理サーバに以下の緊急修正を適用してください。
Solaris版の場合
V5.2 :T002VS-01以降、T002QS-04以降
V10.0:T002WS-01以降、T002RS-03以降
V10.1:T002XS-02以降、T002SS-01以降
V11.0:T009QS-01以降、T009RS-01以降
V12.0:T0168S-01以降、T0167S-01以降
Linux版の場合
V11.0:T00689-01以降、T00688-01以降
V12.0:T00686-01以降、T00687-01以降
