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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編

14.11 WWW/Firewallセキュリティ監視のイベントがSystemwalkerコンソールに通知されない

対象バージョンレベル

対処1

確認ポイント

動作環境の設定で設定したポリシーが正常に配付されていますか。

対処方法

ポリシーが配付されているかを[ポリシーの適用状況]画面で確認します。配付されていない場合は配付をしてください。
[ポリシーの適用状況]画面でエラーになっている場合、インターネットサーバ管理エージェントが停止している可能性があります。その場合は、監視対象サーバでインターネットサーバ管理エージェントを起動し、再度、ポリシー配付をしてください。インターネットサーバ管理エージェントは以下の方法で起動してください。

Windows版の場合

以下のサービスを起動してください。

Systemwalker MpNsAgt

UNIX版の場合

psコマンドを実行し、“mpisagt”が起動しているか確認します。

起動していなければ、以下のコマンドを実行し、mpisagtを起動してください。

/opt/systemwalker/bin/mpisastart

対処2

確認ポイント

監視対象のWWWサーバが起動されていますか。

対処方法

監視対象サーバで、WWWサーバを起動してください。

対処3

確認ポイント

Netscape Enterprise Server、およびApache以外のWWWサーバを監視対象とする場合、WWWサーバの環境設定で定義されるログファイル形式、およびログ設定は正しいですか。

対処方法

以下に示す内容に設定してください。

InfoProvider Pro V2.0の場合

ログ形式:標準モード

“アクセスログファイル”、または“自動的にログファイルを作成”

Internet Information Server 3.0の場合

ログ形式:NCSA形式

“自動的に新しいログを作成(ファイルサイズ指定のみ)”

Internet Information Server 4.0 /
Internet Information Services 5.0
/6.0の場合

Webサイトの識別:IPアドレス(未使用のIPアドレスすべて)

アクティブログ形式:NCSA共通ログファイル形式

NCSAログプロパティ(全般)の新しいログ期間:

“ファイルサイズを限定しない”、または“ファイルサイズが次のバイト数に達したとき”

Sun Web Server 1.0の場合

Sun Web Serverのhttpd.confのlog_typeを、以下のように設定します。

httpd.confは、/etc/http/ディレクトリに格納されています。

対象ファイル:/etc/http/httpd.conf
log_type        "clf"

Sun Web Server 2.0の場合

Sun Web Serverで監視対象とするsite.confのlog_typeおよびlog_prefixを以下のように設定します。

site.confは、/var/http/sws_server/websites/default_site/conf/ディレクトリに格納されています。

対象ファイル:
/var/http/sws_server/websites/default_site/conf/default_site.site.conf
log_type      clf
log_prefix /var/http/sws_server/logs/http_log

対処4

確認ポイント

監視対象のFirewall(Firewall-1、またはSafegate)のトラップ通知先に、運用管理サーバ、または部門管理サーバのIPアドレスを設定していますか。

対処方法

トラップ通知先には、運用管理サーバ、または部門管理サーバのIPアドレスを設定してください。

対処5

確認ポイント

アプリケーションログがいっぱいになっていませんか。

原因

アプリケーションログがいっぱいの状態で、WWW/Firewallセキュリティ監視を行っても、イベントはSystemwalkerコンソールに通知されません。

対処方法

イベントビューアからアプリケーションログがいっぱいになっていないかを確認し、いっぱいであれば最大ログサイズの見直しやイベントの上書き設定を見直してください。