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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編

8.2.2 アクションが大量に実行される

対象バージョンレベル

確認ポイント

イベント監視の条件定義を確認してください。

対処1

確認ポイント

すべてのメッセージを拾うような定義に対し、アクションを定義していないか確認してください。

対処方法

定義を見直してください。

V10.0L10/10.0 以降の場合は、アクション環境設定-[動作設定] で同一アクションの抑止を設定できます。必要に応じて設定してください。

同一アクションの抑止についての詳細は、“”Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”の“同一アクションの実行を抑止する”で確認してください。

対処2

確認ポイント

リモートコマンドや、アプリケーション起動のアクション定義で、パラメタに%MSG変数を用いて定義していないか確認してください。

原因

パラメタに%MSG変数を用いると、イベント内容をコマンドや、アプリケーションに渡すことができます。

対処方法

コマンドやアプリケーションが、パラメタで渡されたイベント内容を、Windowsのイベントログや、UNIXシステムのsyslogに出力するような構造にしている場合、アクションの実行がループすることがあります。監視する条件を見直してください。

対処3

確認ポイント

メッセージが発生したサーバから、運用管理サーバに通知されるまでの間に、経由するサーバで、同じアクションを定義していないか確認してください。

原因

メッセージが通過するサーバごとにアクションを定義している場合、発生したメッセージが通過する複数のサーバでアクションを実行することになります。

対処方法

必要なサーバでアクションを実行するよう、各サーバの定義を見直してください。