メッセージ監視アクション型スクリプトが実行されない。
エラーメッセージ
V10.0L21、10.1以前
MpScsv: 警告: 1053: メッセージ監視アクションスクリプトでエラーが発生しました。(プロシジャ名=xxxx,詳細コード=%2) |
V11.0L10、11.0以降
MpScsv: 警告: 1053: メッセージ監視アクションスクリプトでエラーが発生しました。(プロシジャ名=xxxx,詳細コード=%2) |
対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V5.0L30以降
Solaris版:5.2以降
HP-UX版:10.0以降
AIX版:11.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Systemwalker Event Agent
Windows版:V10.0L20以降
Solaris版:10.1以降
Linux版:V11.0L10以降
対処1
確認ポイント
目的のスクリプトが登録されていますか。
対処方法
以下のスクリプト管理コマンドにより、目的のスクリプトが登録されているか確認してください。
[UNIX版]
/opt/FJSVssc/bin/mpscsctl |
[Windows版]
Systemwalkerインストールディレクトリ¥mpwalker.dm¥mpsc¥bin¥mpscsctl |
目的のスクリプトが登録されていない場合は、mpscsctlコマンドにてスクリプトの登録を行ってください。mpscsctlコマンドについては、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
V10.0L20/10.1以降は以下の方法でも対処できます。
[Systemwalkerコンソール]の[ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]-[スクリプト](または[インテリジェントサービス])-[スクリプトの管理]を選択して、[スクリプト管理]ダイアログを起動し、目的のスクリプトが登録されているか確認してください。
目的のスクリプトが登録されていない場合は[スクリプト管理]ダイアログにてスクリプトの登録をしてください。
対処2
確認ポイント
登録済みスクリプトが適用されていますか。
対処方法
運用管理サーバの場合、以下のスクリプト管理コマンドで即時適用を行ってください。
[UNIX版]
/opt/FJSVssc/bin/mpscsctl -r |
[Windows版]
Systemwalkerインストールディレクトリ¥mpwalker.dm¥mpsc¥bin¥mpscsctl -r |
mpscsctlコマンドについては、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
V10.0L20/10.1以降は以下の方法でも対処できます。
運用管理サーバの場合、[Systemwalkerコンソール]の[ポリシー]メニューの[ポリシーの定義]から[スクリプト](または[インテリジェントサービス])-[スクリプトの管理]を選択して[スクリプト管理]ダイアログを起動し、[OK]ボタンを押して即時適用をしてください。
運用管理サーバ以外の場合、該当システムに対し、スクリプトのポリシー設定・配付を行ってください。配付の際には即時適用を行ってください。
対処3
確認ポイント
イベント監視の条件定義に定義したプロシジャ名に誤りがありませんか。
対処方法
エラーメッセージのxxxxに示されたプロシジャ名がメッセージ監視タブに定義したプロシジャ名と同じである場合、それがスクリプト内に記述した名前と同じであるか確認してください。
対処4
確認ポイント
登録されたスクリプトの記述内容に誤りがありませんか。
対処方法
サンプルスクリプトの格納ディレクトリで下記コマンドを実行し、登録されているスクリプトに誤りがないか確認してください。
格納ディレクトリ
[UNIX版]:/etc/opt/FJSVssc/sample |
コマンド
swctclsh scProcChk.swt |
これによりエラーメッセージが出力される場合、登録済みのスクリプトのいずれかにエラーがあり、該当スクリプトは呼び出しができません。エラーメッセージの内容にしたがってスクリプトを修正してください。
エラーメッセージの出力形式
<1行目> どのような文法エラーになったかを知らせるメッセージが出力されます。 |
対処5
確認ポイント
ライブラリ型スクリプトのプロシジャ名に誤りがありませんか。
原因
登録されたライブラリ型スクリプトのプロシジャ名が誤っているか、そのプロシジャの呼び出し元に記述されたプロシジャ名が誤っている可能性があります。
対処方法
登録されたプロシジャ名と呼び出し元に記述された名前が一致していることを確認してください。
対処6
確認ポイント
存在しないコマンドや制御文を呼び出していませんか。
対処方法
コマンドや制御文のスペルミスなど、存在しないコマンド名や制御文が記述されていないか確認してください。
対処7
確認ポイント
運用管理サーバで編集するスクリプトファイルの文字コードは、運用管理サーバの文字コードと一致していますか。
原因
運用管理サーバの文字コードと異なる文字コードでスクリプトを編集しています。
対処方法
運用管理サーバで編集するスクリプトファイルの文字コードは、変更せずに運用管理サーバと同じにしてください。