アプリケーション管理資源採取の実行エラーがシスログまたはイベントログに出力されます。
エラーメッセージ
apaagt: ERROR: 1705: アプリケーション管理資源採取(マシン)はコマンドを実行できませんでした。 |
対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Solaris版:5.0~5.2.1
確認ポイント
SWAP領域不足の状態になっていませんか。SWAP領域の空き容量をSWAPコマンドで確認してください。
SWAP領域不足の場合は以下のようなOSからの通知メッセージが出力されることがあります。
tmpfs: [ID xxxxxx kern.warning] WARNING: /tmp: File system full, swap space limit exceeded |
原因
アプリケーション管理でしきい値監視するときに、SWAP不足になり、アプリケーション管理のコマンドを実行できない状況です。
対処方法
SWAP領域の空き容量を確認し、SWAP領域の空き容量が少ない場合はSWAP領域を増加するなどの対処をします。SWAP領域の空き容量が十分にある場合は、発生時に一時的なSWAP領域を使用されたことが考えられます。
また、SWAP領域不足により、以下のプロセスが停止している可能性がありますので、プロセスの起動を確認してください。
APA_CO
起動していない場合は、Systemwalkerアプリケーション管理デーモンを再起動してください。運用管理サーバがクラスタ構成の場合、運用系でアプリケーション管理が動作していれば対処の必要はありません。待機系ではアプリケーション管理の再起動を行なわないようにしてください。
/opt/FJSVsapag/opt/FJSVsapag.sh stop …停止 |