運用管理サーバがクラスタ運用の場合、待機系へのポリシー配付ができません。また、運用管理サーバの待機系では、アプリケーション監視のデーモンが起動しないため、アプリケーション監視ができません。
対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:V11.0L10以降
対処1
確認ポイント
待機系のアプリケーションの監視を行っていませんか。
原因
運用管理サーバがクラスタ運用している場合、待機系では Systemwalkerアプリケーション監視デーモンが動作していないため、運用系から待機系のアプリケーションを監視することはできません。また、待機系のアプリケーションの稼働状況も正しく表示されません。
運用管理サーバ自身のアプリケーションの監視は、運用系から運用系のアプリケーションのみ監視することができます。
対処2
原因
クラスタ運用されている運用管理サーバでは、運用系から待機系へポリシー配付できません。待機系へポリシー配付した場合は、運用系に配付・適用されます。
対処方法
以下のようにポリシーを設定してください。
運用系と待機系で別々のポリシーを作成してください。
運用系のポリシーだけを変更、配付してください。
待機系のポリシーを変更、配付する場合、必ず運用系に切り替えてから実施してください。
誤って待機系のポリシーを変更した場合は、待機系のポリシーを配付したあと、運用系のポリシーを再配付してください。