Interstage Studio ユーザーズガイド
目次 索引 前ページ次ページ

付録B Tips

B.7 IJServer(MyDebug/My1VMDebug)、CORBAワークユニット(MyCORBADebug)を作成するには

WebアプリケーションやEJBのローカルデバッグで使用するデフォルトのIJServer(MyDebug/My1VMDebug)および、CORBAアプリケーションのローカルデバッグで使用するデフォルトのCORBAワークユニット(MyCORBADebug)を作成する手順を以下に示します。

IJServerおよび、CORBAワークユニットの作成には、PATH、CLASSPATHの設定が必要なため、インストール時にPATH、CLASSPATHの設定時にエラーが発生した場合は、PATH、CLASSPATHを設定して、コンピュータを再起動してください。

+IJServer(MyDebug/My1VMDebug)の作成

IJServerを作成するには、通常は、Interstage管理コンソールを使用しますが、ここでは、ローカルデバッグ向けのデフォルトIJServer用の定義ファイルを利用して、コマンドで作成する方法を示します。

Interstage管理コンソールからIJServerの作成方法については、"Interstage Application Server J2EEユーザーズガイド"を参照してください。

  1. Interstageの管理に必要なサービスの起動

    スタートメニューから [Interstage] > [Studio] > [Interstage基盤サービス操作ツール]を選択し、ツールの画面で[サービスの情報]の[状態]を確認します。サービスが停止している場合には[起動]をクリックしてサービスを起動してください。操作が完了したら[閉じる]をクリックしてツール画面を閉じてください。

  2. J2EEの環境設定/定義操作コマンド(isj2eeadmin)の実行

    IJServer定義ファイルを引数にして、以下のコマンドを実行します。
    isj2eeadminコマンドの詳細については、"Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)"を参照してください。

    isj2eeadmin ijserver -a -f Java統合開発環境のインストールフォルダ\etc\ijserver\ijserver_studio_debug.xml

作成したIJServerをデフォルト配備先に設定するには、以下の手順で行います。
  1. スタートメニューからInterstage Studioを起動します。
  2. IJServerビューを表示します。
    メニューバーから[ウィンドウ] > [ビューの表示] > [その他]を選択し、[ビューの表示]ダイアログから[IJServer] > [IJServer]を選択してください。
  3. デフォルト配備先に指定するIJServerをIJServerビューで選択し、コンテキストメニューから、[デフォルト配備先]を選択してください。

IJServer定義ファイル内の<Location>タグには、参照モジュールの情報が設定されています。通常は、インストール時にインストール先フォルダの情報から値が設定されますが、パス構成に誤りがある場合は、適宜インストール環境に合わせて、設定を変更してください。

+CORBAワークユニット(MyCORBADebug)の作成

CORBAワークユニットを作成するには、通常は、Interstage管理コンソールを使用しますが、ここでは、ローカルデバッグ向けのCORBAワークユニット用の定義ファイルを利用して、コマンドで作成する方法を示します。

Interstage管理コンソールからCORBAワークユニットの作成方法については、"Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)"を参照してください。

CORBAワークユニット定義ファイル内の"Path"、"Current Directory"プロパティには、作業フォルダなどの情報が設定されています。通常は、インストール時にインストール先フォルダの情報から値が設定されますが、パス構成に誤りがある場合は、適宜インストール環境に合わせて、設定を変更してください。

目次 索引 前ページ次ページ

Copyright 2007-2009 FUJITSU LIMITED