Interstage Studio ユーザーズガイド
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B.6 Javaプロジェクトで、ビルド時にIDLコンパイルをするには
Javaプロジェクトにおいて、プロジェクト内にあるIDLファイルをビルド時にIDLコンパイルするには、ビルダの「Java ビルダ]の前に、IDLコンパイルを行う外部ツールビルダを追加します。
以下にその手順を示します。
- パッケージエクスプローラビューなどからプロジェクトを選択します。
- コンテキストメニューから[プロパティ]を選択するか、メニューバーから[ファイル] > [プロパティ]を選択します。[プロパティ]ダイアログボックスが表示されます。
- 左のペインで[ビルダ]を選択します。[ビルダ]ページが表示されます。
- [新規]をクリックします。[構成タイプの選択]ダイアログボックスが表示されます。
- [プログラム]を選択し、[OK]をクリックします。[起動構成プロパティの編集]ダイアログボックスが表示されます。
- [ロケーション]に、以下を入力します。
${env_var:OD_HOME}\bin\IDLc.exe
- [作業フォルダ]の[ワークスペースの参照]をクリックします。[フォルダの選択]ダイアログボックスが表示されます。
- プロジェクトのソースフォルダを選択し、[OK]をクリックします。
- [引数]に以下を入力します。
-java "
- [引数]に入力した文字列の最後にカーソルを移動し、[引数]の[変数]をクリックします。[変数の選択]ダイアログボックスが表示されます。
- [resource_loc]を選択し、[構成]をクリックします。[リソースの選択]ダイアログボックスが表示されます。
- 入力フィールドに "*.idl" を入力し、[一致するリソース] および [フォルダ内]からIDLファイルを選択し、[OK]をクリックします。[変数の選択]ダイアログボックスに戻ります。
- [OK]をクリックし、[変数の選択]ダイアログボックスを閉じます。
- [引数] の最後に "(ダブルクォート)を追加します。[引数]は、最終的に以下のようになります。
-java "${resource_loc:/ProjectName/IdlFileName.idl}"
- [更新]タブを選択します。
- [完了時にリソースを更新]をチェックし、[特定のリソース]をチェックします。
- [リソースの指定]をクリックし、プロジェクトのソースフォルダをチェックします。
- [ビルドオプション]タブを選択します。
- IDLコンパイルをどのタイミングで行うかを[ビルダの実行]の以下の項目をチェックすることで指定します。
- [関連するリソースのワーキングセットを指定]をチェックします。
- [リソースの指定]をクリックします。[ワーキングセットの編集]ダイアログボックスが表示されます。
- IDLファイルをチェックし、[終了]をクリックします。
- [OK]をクリックします。[起動構成プロパティの編集]ダイアログボックスが閉じます。
- 今追加した外部ツールビルダをプロジェクトのプロパティダイアログボックスの[ビルダ]ページで選択します。
- [上へ]を数回クリックし、追加した外部ツールビルダを[Java ビルダ]の前に移動します。
- [OK]をクリックし、プロジェクトのプロパティダイアログボックスを閉じます。
- ${env_var:OD_HOME} は、環境変数 OD_HOME を参照する変数です。
- 環境変数 OD_HOMEは、Interstage Application Serverをインストールしたときに設定されます。デフォルト値は、 C:\Interstage\APS\ODWIN です。
- ${resource_loc:/ProjectName/IdlFileName.idl} は、ワークスペース内のパス /ProjectName/IdlFileName.idl を、ファイルシステムのパスに変換する変数です。
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